糖質制限にチャレンジすると、必ず陥る脱水症状と副反応、糖質制限を成功させるには?
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糖質制限をチャレンジすると、タンパク質や脂質はしっかりと食べているのに、体重が急に3kg位急激に減少します。 この現象は糖質制限によってもたらされる現象なのですが、痩せたと勘違いしてはいけません。 きっと、副反応として体 […]
糖質制限をチャレンジすると、タンパク質や脂質はしっかりと食べているのに、体重が急に3kg位急激に減少します。
この現象は糖質制限によってもたらされる現象なのですが、痩せたと勘違いしてはいけません。
きっと、副反応として体のだるさや、立ちくらみ、食欲低下、脱力、意識障害、血圧低下、頻脈などが自覚症状として現れてきているはずです。
脱水症状
これらの副反応は、糖代謝から、ケトン体代謝に切り替わる上での試練のようなものとされていますが、脱水症状の症状そのものです。
なぜ、糖質制限で脱水症状が起るかと言うと、(糖質)グルコースは1gで約3gの水分と結合して体内に蓄積されています。そのグルコースが糖質制限をすることによって枯渇してしまい、その結果、グルコースと結合して蓄えられていた水分が体からなくなってしまう為、劇的な体重の減少が起るのです。
つまり、いつも以上に水分を摂取しないと、カラカラに干からびた体になってしまうと言うことです。
これは、とても体に悪い状態です。糖質制限で自ら健康を害する行為になってしまうので、水分補給はしっかりとしましょう。
脱水症状になると、副反応として紹介した自覚症状だけでなく、筋肉の分解を促進してしまうホルモンで有名なコルチゾルの分泌も多くなり、インスリン感受性が低下し、血糖値が高くなって体脂肪の合成が増加してしまいます。
写真引用・参考:https://www.is.fi/
水分補給
糖質制限をチャレンジしようとする人がポカリやアクエリアスなどのスポーツドリンクで水分補給するというお馬鹿さんは、まさかいないと思いますが、水やお茶をこまめに飲む必要があります。
もちろん、野菜ジュースやフルーツジュースも論外、むしろ、この辺の甘〜いドリンクは、嗜好品と捉えて普段からたまに飲む程度に抑えると良いですね。体には決して良い飲み物ではありません。
水分を減らしてダイエットしようと言う方法はただ健康を害するだけなので、絶対におすすめできません。
利尿薬「プロセミド」を使ってダイエット効果を得ようとする人も存在しますが、脱水症状になるだけで美しくなどなれず、そのうち救急搬送されることになってしまいます。
友達に、「この薬、痩せるよ!」と言われても、決してチャレンジしてはいけません。
脂肪燃焼に必要な水
糖質制限をすると脱水症状になることはご理解いただいたと思いますが、脂肪を分解したりエネルギー化するのには水が必要となります。つまり、誤った糖質制限によって、体水分量が少なくなると体脂肪が分解されにくくなってしまうと言う逆効果を招いてしまうこともあるのです。
糖質制限をチャレンジする際は、くれぐれも水分補給はこまめに行ってください。
今回のまとめ
ダイエットとしての糖質制限は、体脂肪をエネルギーとしてガンガン燃焼させる体を作ることが目的です。
脱水症状になって干からびることが目的ではありません。
美しい体は若々しくて水々しい肉体です。
糖質制限は正しい知識を持って実践しないと健康を害してしまうので、注意しましょう。
過去ブログ「糖質制限実践方法」
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