古着回収リサイクルの闇|善意を利用したマーケティング。皮肉にも善意が途上国を苦しめている
Category: Blog, 日本経済, 時事問題, 真相追求 SDGs, チャリティー, リサイクル, 古着 | Posted: Last Update:
SDGsに取り組み出している世界の先進国では古着のリサイクルに精力的に取り組んでいます。 古着がリサイクルされるのなら、貧しい国へに支援にもなりますし、環境にも良いことなので、素晴らしい取り組みだと言われていますが、実際 […]
SDGsに取り組み出している世界の先進国では古着のリサイクルに精力的に取り組んでいます。
古着がリサイクルされるのなら、貧しい国へに支援にもなりますし、環境にも良いことなので、素晴らしい取り組みだと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?
大量に海外に送られる古着
2018年の統計によると、アメリカから75万トン、ドイツから48万トン、イギリスから38万トン、日本から20万トンの古着が海外に輸出されています。
シャツ1枚が250グラムで換算すると日本の20万トンで8億枚、上記の国の合計181万トンで72億4000万枚もの古着が1年間に貧しい国へと輸出されていくのです。
このことを冷静に考えてみましょう。
企業のメリット
チャリティに出す洋服ですから、着潰してボロボロな洋服よりもまだ着れそうな服をリサイクルに出します。そして、まだ着れそうな服を整理していると、ボロボロの服は処分したくなります。そうすると、クローゼットにスペースができ、また新しい洋服が欲しくなります。
リサイクルに積極的に取り組んでいる企業ということで企業イメージが上がります。
リサイクルBOXを店舗に設置することで、来店動機を作ることができます。
物を大切にする国民性の日本では、国内に服が飽和していると、消費者間での譲渡や売買によって新しい服が売れなくなっていきます。だったら、日本中のクローゼットからリサイクルと称し古着を一掃してしまえば、販売チャンスが生まれます。
実に理に適った戦略だと思います。
消費者のメリット
ファストファッションが浸透して、大量生産、大量消費の時代、安く洋服を買うことができるので、常に新しい洋服を着ることができます。 着る頻度が下がった服がリサイクルされ、貧しい国の人に役立つと思えば、良いことをした気にもなれます。
大量の古着を受け取る国の現実
1年間に72億4,000万枚の洋服が届いたところを想像してみてください。
私が、受け入れる係だったら、「マジかよ・・」と言葉を失うでしょう。
これまでにアフリカにはとんでもない量の古着が届いています。
リサイクルと言っても世界中から送られてくる洋服はファストファッションの低品質なものが多く、アフリカでもゴミになってしまっているのです。
下の写真はガーナの古着埋め立て処分場ですが、小高い山の様になってしまっています。
下の写真はチリ・イキケのアタカマ砂漠に廃棄された衣類
チャリティ先の産業に与えるダメージ
これだけの洋服が世界中から集まった日には、繊維産業やアパレル業界は完全に破壊されてしまいます。チャリティによる寄付は一時的な物ではなく、半永久的にくるのですから・・・
洋服の物価は崩壊し、物資が届けられる途上国のアパレル関連企業は倒産して、そこの従業員は解雇されることになります。
更に、有害物質が発生したり、大変な環境破壊にもつながっています。
善意で寄付したことによって、寄付先の企業を倒産させ失業者を出したり、環境破壊をしては本末転倒だと私は思います。
先進国の勝手な都合
最後に、今回記したことは先進国の偉い人はみんなわかっているはずです。(わかってないのなら、とんでもない脳足りんです。)それでも、チャリティを続けるには理由があります。
自国の洋服の廃棄物を減らしたいのです。
SDGsとか言って、先進国は持続可能とか言っていますが、その皺寄せで途上国が持続不可能になっていることに目を瞑っているのです。
まとめ
我々が、チャリティーだと思ってやっていることの大半が利権者の搾取であったり、チャリティー先を苦しめていたりします。私もロータリークラブを通していろいろなところに寄付をしますが、その寄付先のほとんどに深い闇があります。
時代と世論の流れから、それを否定してしまったら酷い奴だと思われてしまうことかもしれませんが、何も調べていない人に否定される筋合いはありません。
例えば、善意で移民を受け入れ続ければ、賃金は一向に上がらず、社会保険料や様々な税金がどんどん上がっていき、 一番肝心な日本人が苦しみます。治安は悪くなり、日本人の肩身が狭くなってしまっている地域すらあります。
善意は否定しませんが、善意で間違えた薬を飲ませてしまうと、その相手は死ぬのです。
善意詐欺が横行する社会ですから、自分が寄付する先のことくらいは調べた方が良いのかもしれません。
※このブログは全てのチャリティーを否定する物ではありません。誤解のないようお願いいたします。
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