金融機関に圧倒的有利な複利効果、積立利率より圧倒的に貸付利率。年金保険やローンに気をつけろ!
Category: Blog, 生命保険, 真相追求, 資産運用 リボ払い, ローン, 依存症, 個人年金保険, 学資保険, 複利効果 | Posted: Last Update:
前回のブログでは単利と複利について、綴りました。 複利の効果とは、ある一定期間運用資金に一切手をつけないことが前提であり、その一定期間が30年や40年と言う長期のスパンになると、インフレの影響で、お金の価値が変わってしま […]
前回のブログでは単利と複利について、綴りました。
複利の効果とは、ある一定期間運用資金に一切手をつけないことが前提であり、その一定期間が30年や40年と言う長期のスパンになると、インフレの影響で、お金の価値が変わってしまう可能性があり、グラフに示されるお金の総量の価値の推移は不確かなものだと言うことをご説明しました。
しかし、そのことがわかっているのなら、対処することも可能です。
例えば、市場の状況により積立利率が変動する商品を選んだり、通貨を分散させて金利の高い通貨で運用したり。
素人が陥りがちな金融商品
一番身近な金融商品として保険があります。他人に迷惑をかけたくない国民性の日本人は保険に対する意識はとても高いといえます。
その保険の中で、多くの人が知っている「学資保険」と「年金保険」について警鐘を鳴らします。
現代の固定超低金利学資保険・固定超低金利年金保険
多くの人が、将来のために学資保険や年金保険に加入し積立をおこなっていますが、超低金利時代の現代の学資保険や年金保険は、金利が低すぎて保険会社の経費が賄いきれず、元本割れします。
被保険者に万が一のことがあれば、補償が発動して利益を得ることもありますが、とても稀で、ごく僅かな金額です。
元本割れというのはお金の総量が目減りしてしまっているということになりますが、特に長期間の運用を前提とする年金保険はインフレリスクにより、価値も目減りします。
保険商品を途中解約すれば、「低解約返戻金特約」や「解約控除」や「市場価格調整」などによりさらに大きく資産を減らすことにもなりかねません。
保険などの金融商品への加入は「投資」ですから「自己責任」の原則があります。
よく考えて、余力がある状態で契約しないと、後悔する日が来てしまうかもしれません。
貯蓄が崩せないからローンやリボ払いを利用する
このパターン、本当に意味不明な現象でしかないのですが、金利1%未満の貯蓄を崩さないようにするために、金利18%のリボ払いを選択する人がいます。
リボ払いは悪魔の金融商品なので絶対にやってはいけません。
リボ払いは、見栄っ張りで自己管理ができない人が手を出して破滅する破滅促進剤(ヤクブツ)です。
リボ払いの恐怖 「だめ、絶対!」「ヤクブーツはやめろ!」
返済が大変だからといってリボ払いを選択する人は、魔法のように自分のお金のように金融機関のお金を使える罠にハマり、リボ元金残高を増やして行きます。そして上限まで枠を使い切ると返済で空いたギリギリまでまたリボ払いを利用する傾向にあります。リボ払いの金利は高く大体18%。これだと、何年返済しても元金が減らず金利をひたすら払い続けることになります。
分割払いやリボ払いを多用する人は、慢性的な依存状態に陥ってしまうので、手を出さないことを強くお勧めします。身の丈に合わない消費行動はいけません。
金融機関のやりたい放題
金融機関は、難解な約款や説明書を用意していますが、実際の消費者で約款などを隅々まで読み込み、内容が理解できる人はかなりの少数派です。
多くの消費者が金融の知識が乏しい状態で金融商品を利用します。
カスタマーセンターに電話しても、こちらが聞かないことは教えてくれません。
電話が鳴り止まないコールセンターでは、お客様一人ひとりに親身になって解決方法を考えてくれるなんてことはないのです。
バブル期に販売されていた、超高金利の積立保険商品を保険会社の営業部隊が見直して(解約させて)回ったなんてこともありました。
なぜか、多くのお客様は新商品に弱いようで、わざわざ、時間を作って高金利のお宝保険を解約して、保険会社が儲かるように再設計された新商品に飛びつくのです。
みんなが契約しているとか、お客様満足度NO1とか、契約件数NO1とか、商品の内容と関係ないところで判断してしまっていませんか?
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