牛乳は体に良いか?
Category: Blog, 健康・栄養, 真相追求 カルシウム, 乳糖不耐症, 乳製品, 牛乳 | Posted: Last Update:
今回は牛乳が体に良いかどうかについて綴ります。 ちなみにワタシは牛乳はなるべく避けています。 別に牛乳の味が嫌いな訳ではありません。むしろ、お風呂上がりに腰に手を当てて一気飲みしたいくらいです。 しかし、お腹がゴロゴロし […]
今回は牛乳が体に良いかどうかについて綴ります。
ちなみにワタシは牛乳はなるべく避けています。
別に牛乳の味が嫌いな訳ではありません。むしろ、お風呂上がりに腰に手を当てて一気飲みしたいくらいです。
しかし、お腹がゴロゴロしてしまうのです。
日本人の8割は乳糖を分解できない。
実は、日本人のほとんどが乳糖を分解することできません。乳糖不耐症と言うやつです。
元々、日本では牛乳を毎日飲むような習慣はなく、戦後のGHQの占領政策から始まったものです。その後は、何がなんでも子供に牛乳を飲ませようと、1954年には学校給食法と言う法律まで作って牛乳を強要し、牛乳利権を守ってきました。
牛乳が嫌いな子が、お昼休みに給食の居残りをして牛乳と向き合っていたのを思い出します。体に合わないから拒否反応を示しているだけなのに、利権を守る為の虐待です。 先生は牛乳は体に良い、好き嫌いはしてはいけないとむちゃくちゃなことを言っていた時代がありました。
牛乳は栄養価の高い優れた飲み物か?
日本では牛乳を飲むと、背が高くなる、骨が強くなる、イライラが治るなどと言われていますが、これは本当なのでしょうか?
結論
結論から申し上げると、牛乳を飲み続けると骨が強くなるどころか弱くなることが分かっています。背が高くなる効果も全くなく、イライラを抑える効果もありません。そればかりか、ガンになるリスクが増えます。
説明
なぜ、カルシウムが含まれているのに骨が弱くなるのかというと、牛乳にはカルシウムと一緒にリンと言うミネラルも含まれています。
リンは色々な食材に含まれているので、リン過多の状態になります。
リンとカルシウムは血液中でバランスをとって存在しています。
もし血液中のリンが多すぎるとカルシウムはバランスをとろうとして骨に蓄えられている貯蔵カルシウムを血中に放出します。
その結果、骨のカルシウムが減少し、カルシウムの吸収を妨げます。
さらに、腎臓機能の低下をもたらすこともあります。
これが、牛乳がカルシウムの吸収を逆に阻害する仕組みです。
ハーバード大学の大規模な調査
8万人弱の女性を対象に10年以上追跡調査をした結果、乳製品を摂れば摂るほと骨折するリスクが高くなる結果が出ています。
そして、骨が丈夫な老人は総じて乳製品の摂取率が低いという結果も出ています。
多くの乳牛は自然な環境ではない、劣悪な環境で、ホルモン剤や抗生物質漬けにされ育てられています。そんな牛から絞ったスーパーに売ってる牛乳を飲み続けると前立腺がん・卵巣がん・乳がんなどホルモン系のがんにかかるリスクが増えてしまいます。
因果関係の科学的根拠
このような現象面・実際起きている事実を言うと、「科学的根拠がない」と利権団体などは反論しますが、牛乳を飲んで実際に健康を害している人が沢山いると言うことは、「科学的根拠が間違っている」か、「まだ科学的根拠が解明されていない」のどちらかです。
一般社団法人Jミルクの情報はあてになるか?
こちらのJミルクデータベースでは、乳製品には色々な噂がありますが、総じて健康に良い飲み物だという論調です。まあ、牛乳を売りたい利権の総本山ですから、当たり前ですが。
乳糖の説明について、Jミルクは牛乳の乳糖の説明で以下のように説明しています。
乳児にとって乳糖は非常に重要な栄養素です。また、乳糖は乳酸菌の栄養源でもあり、腸内で乳酸菌の発育を助けます。さらに、乳糖にはキレート作用(*2)によりカルシウムの吸収を促進する働きもあります。
一般社団法人 JミルクHPより
しかし、母乳で育てた赤ちゃんと比べて牛乳で育てた赤ちゃんの死亡率は56倍以上にも及びます。
まとめ
ワタシは、牛乳を飲むなとは言っていません。
あくまで嗜好品であって、摂取し過ぎは体に害があると言うことを理解しておくだけでいいのです。
問題なのは「体に良い」と勘違いをして過剰に摂取してしまうことです。
ちなみに骨を丈夫にするのはカルシウムではなく、「運動」です。
ワタシは日本人は、お米に味噌汁、納豆、お漬物だけ食べていれば十分栄養が賄えると思っています。
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