悪玉コレステロールの冤罪を晴らす

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動脈硬化の原因として悪者にされてしまっている通称悪玉コレステロールことLDLコレステロール。 さて、この悪玉とは誰が名付けたものなのでしょうか? 悪玉の名付け親は中村治雄医師 善光寺の総代も務めた偉大な医師です。 中村医 […]

動脈硬化の原因として悪者にされてしまっている通称悪玉コレステロールことLDLコレステロール。

さて、この悪玉とは誰が名付けたものなのでしょうか?

悪玉の名付け親は中村治雄医師 善光寺の総代も務めた偉大な医師です。

中村医師がどんな思いでLDLコレステロールを「悪玉」と名付けたかはわかりませんが、そのネーミングセンスは抜群です。とてもキャッチーでわかりやすく、子供からお年寄りまで、全ての人にLDLコレステロールは病気の原因になる「悪」であると印象付けることができる言葉です。

印象操作

まずは、NHKをはじめとするメディアが日本中で「悪玉コレステロール」と言う言葉を使ってLDLコレステロールの情報を発信しました。LDLコレステロールの負の側面について視聴者は大きな衝撃を受けキャッチーな「悪玉コレステロール」と言う言葉を覚えます。その後、民衆の間で話題になっていきます。

そして、日本人はコレステロールを気にする民族となり、コレステロールを巡って様々なビジネスが生まれて行きます。

企業はコレステロールを排除した商品を開発して差別化を図るようになりました。コレステロール0の商品がスーパーやコンビニに並ぶようになり、コレステロールが普通に含まれた商品が姿を消して行きました。

病院では健康診断でLDLコレステロールを悪玉だと説明して、コレステロール値を下げる薬を処方しました。

LDLコレステロールを悪者に仕立て上げることで、消費者の恐怖を利用し利益を上げるための競争をしました。

徐々に、「コレステロール」のイメージが暴走していきます。

世間に広がったコレステロールのイメージ

悪玉コレステロールが多過ぎると、動脈硬化が起きて、高血圧になり、心臓に負担が掛かって心不全になったり、血栓ができたりして、脳卒中になってしまう!だから、悪玉コレステロールが諸悪の根源なんだ!みんなコレステロール値を気にしよう!!

恐怖を利用した戦略

新型コロナウイルスの流行で、恐怖でどれだけ容易く民衆を操れるかが分かったと思います。

恐怖を利用した戦略は世の中の至る所に存在しています。

民衆は命や健康に関わること、お金に関わること、世間体に関わること、犯罪に関わることなどに特に強い関心を持っていて、自分の身を守るために行動に移します。ビジネスでは、この性質を必ず利用します。

コレステロールを利用したビジネス

まず、病院が集客をするのに使います。定期的な健康診断でコレステロール値や血圧を定点観測しましょうと、定期的な健康診断を推進します。健康診断の度にお金が入ってきます。リピーター獲得です。

健康診断で基準を外れる人が出たら、健康アドバイスをして、必ずまた健康診断を受けるように促します。

定期的に健康診断に来る人の中で、慢性的に基準から外れる人が出てきます。その人には薬を処方します。

血圧やコレステロールの薬は「病院に対象者を縛り付ける薬」です。薬を飲み続けなければならないので、固定客になります。

このことで、製薬会社も大儲けできます。そして、生命保険会社も3大疾病になった時の為にと保険を販売します。

食品メーカー等は、顧客のニーズに合わせ、コレステロールを含まない商品を販売。サプリなども飛ぶように売れていきます。CMで「悪玉コレステロールが怖い」と民衆に嗾しかけます。

料理に関係するレシピサイトなども同調します。

悪玉コレステロールを悪者にすることで、とても大きなお金が動いています。

コレステロール不足に陥る現代人

コレステロールには、動脈硬化を悪化させる悪玉(LDL)コレステロールと、それを予防する善玉(HDL)コレステロールがあると理解している人が多くいます。

しかしこれは誤解です。

コレステロールは、健康障害を引き起こす悪者のように思われていますが、人間のからだの60兆個の細胞の細胞膜をつくる主成分で脳の神経組織の成分でもあり体内のさまざまなホルモンの原料となり脂肪などの消化吸収を助ける胆汁酸の材料となりビタミンA・E・Kなどの吸収を助ける働きをするなど、コレステロールは人間の生命維持に欠かせないものです。

コレステロール値が低くなると、血管が破れやすくなったり免疫力が低下したり、ガンの発症リスクが高くなったり、精神的に不安定となったり、暴力行為を起こしたり、鬱状態になりやすいなど、最近ではコレステロール値が低いことのほうが危険視されています。

HDLとLDL

LDL・・・肝臓から出発して各細胞にコレステロールを運ぶ役割

HDL・・・全身の細胞から余ったコレステロールを回収し肝臓へ戻る役割

食事から過剰に接種されないことは判明している

コレステロールは食事から摂取するよりも体内で作られる量のほうが多いのです。研究の結果、コレステロールの摂取量と血液中のコレステロールの間には明らかな関連は見られないことは既に判明しています。(米国2013年)

血管を修復するLDLコレステロール

LDLコレステロールは血管の修復に向かいそこで酸化してマクロファージに食べられます。

血管の修復を繰り返すことが動脈硬化につながるのであって、LDLコレステロールに罪はありません。

血管を傷つける原因

前回のブログで解説した2通りです。「血管にダメージが蓄積されることによって起きる高血圧

血液が糖質過多になった場合と、脂質過多になった場合です。

つまり、ジュースをがぶ飲みしたり、デザートやお菓子を沢山食べたり、脂っこいものを過剰に食べたりすることが動脈硬化の原因だと言うことです。

コレステロールを下げる薬は絶対に飲むな!

コレステロールは人間の生命維持に欠かせないもの。それを減らす薬なんて、どうかしています。

大体、血圧の薬と併用されますが、これが本当に最悪です。

脳は70% が脂質,30%がタンパク質です。ほとんど脂。ここにそんな薬を使えば、脳が痩せます。

そして、降圧剤の影響で脳の血流が十分でなくなってしまったら、、ボケます!

既にコレステロールが高く、血圧が高い人へ

血管を傷つける行為をやめましょう。

血管の修復を繰り返すことが動脈硬化を招いていて、動脈硬化が高血圧を招いています。

すぐに薬をやめるわけには行かないと思いますが、生活習慣を見直しましょう。

そして、薬は効きすぎる副反応が必ず起きることを理解してください。

コレステロールを下げすぎたら、脳出血を起こしたり、鬱になったり、ガンになります。

現代の矛盾の答え?

現代の矛盾は沢山ありますが、非喫煙者がこれだけ増えても肺がん患者は増え続けています。

街の空気は以前と比べてとても綺麗になりましたが、肺がんは増え続けています。

アスベストも使われなくなりました。そして、ガン研究も進んでいます。

しかし、これだけ早期発見ができるようになっても、癌は減りません。

早期発見することが間違いである可能性もありますが、コレステロール不足が原因なのかも知れません。

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