虫歯ができる理由、歯医者で治療したところから虫歯になる理由、自然治癒する歯とドックベスト療法
Category: Blog, クリアアドバンス科学, 健康・栄養, 真相追求, 自己啓発 再石灰化, 唾液, 歯磨き, 歯科治療, 脱灰, 自己修復, 虫歯, 虫歯予防 | Posted: Last Update:
人間の歯はなぜ次々に生え替わらないのか? まずワタシな大好きなうさぎ。 うさぎの歯 とても可愛い門歯が見えます。この門歯はなんと一生伸び続けます。なので、うさぎは長くなりすぎて食べ物が食べれなくならないように、あちこちで […]
人間の歯はなぜ次々に生え替わらないのか?
まずワタシな大好きなうさぎ。
うさぎの歯
とても可愛い門歯が見えます。この門歯はなんと一生伸び続けます。なので、うさぎは長くなりすぎて食べ物が食べれなくならないように、あちこちで前歯で噛んで門歯を一定の長さに保ちます。
自然界では、門歯は硬い草などを噛み切るにに使いますが、硬い草を噛み切り続けると門歯はすり減ってしまいます。なので、生きるためにうさぎの門歯は伸び続けます。
なんでも齧ってしまうのがウサギ飼いさんの悩みであったりします。
うさぎは二生歯性と言って、人間のように幼い頃乳歯があります。しかし、乳歯の期間はとても短く乳切歯は胎生約17日に萌出し、約25日で脱落して、乳臼歯は生後約7日で萌出し、30日で脱落します。
ペットショップに並ぶ頃には永久歯になって居ますのでウサギ飼いさんでも知らない人が多いのかもしれません。
ちなみにうさぎはにんじんを好むイメージです。実際にワタシや多くのウサギ飼いさんもにんじんを与えますが、にんじんには糖質が多く含まれているので自然界では食べません。
犬や猫の歯
犬や猫も人間やウサギと同じ二生歯性ですがうさぎのように歯が伸び続けるなんてことはありません。
人間の口腔内は弱酸性で虫歯になりやすい口腔環境ですが、犬や猫の口腔内はアルカリ性なので、本来、虫歯にはなりません。しかし、人間がスナックなどを与える場合、例外な自体は起こり得ます。
それと歯並びや歯の形状も人間とは違い、虫歯にはなりにくいと言えます。
そもそも、野生の動物は糖質を主食とすることはありませんので、虫歯とは無縁であると言えます。
しかし、歯周病は多く報告されています。ワタシが推察するには、人間と同じ菓子などの糖質を与え、プラークが発生した場合、唾液がアルカリ性だとプラークはやっつけることができますが、歯石ができます。その歯石が歯茎に悪さをして、歯周病に発展するものだとワタシは考えます。
ペット保険に入らせよう、ペット検診を受けさせようと言う誘導型の記事がネット上には散見されますので、犬や猫も虫歯に・・・恐怖を煽る文言が並びますが、飼い主に責任がある現代病です。
イルカの歯
なぜ、イルカ?と思われるでしょうが、少し特殊なので紹介しました。
イルカは産まれた時から永久歯で歯が生え変わることがありません。一性歯性と言います。
イルカは魚を噛んだりせずに基本は丸呑みなので、虫歯になることももちろんありません。
海で獲物を捕らえた時に、逃げられないように歯が存在しています。
サメの歯
サメの歯は、多くの方がご存知の通り何度も生え変わります。多生歯生と言います。
サメは常に子供の頃から鋭い歯があり、その鋭いはで噛み付いて獲物を捕らえ大きく成長して行きます。
歯はサメの武器なので常に鋭くある必要があります。サメの歯には歯根も歯肉もありません。抜けたら次の控えの歯が常にあると言う状態です。サメは歯を欠損する機会が沢山あり、生きていくために常に鋭い歯が必要なので、次から次に歯が出てくるのです。
人間・霊長類の歯
人間の歯は、乳歯と永久歯の二生歯性で、永久歯は伸びもしませんし、後ろから次々に生えてきたりもしません。
これまで紹介した通り、動物は歯が欠損した場合、即、死に直結するので、歯が欠損しやすい動物は、生きて行くために次から次に生えてきたり、伸び続けたりするなんて機能を持っています。
もし、太古の昔から虫歯になり歯が欠損するのが当たり前なのが人間だったのならば、人間の歯は次々に生え変わるはずです。
では人間と近しい霊長類の歯はどうかと言うと、やはり虫歯になったりしません。
例外として、動物園で飼育してる果物を飼料として与えている動物が虫歯になるそうです。
これは、果物の品種改良が行きすぎて糖度が高くなりすぎてしまっているからだと、大変な問題になっています。
これを考えると、人間は元々虫歯などない動物だったが、いつからか虫歯になるようになってしまった。
と言うことです。昔の人は現代のような高性能の歯ブラシや歯間ブラシやフロスを使っていません。
化石人骨から分析すると、根菜などの糖質の多く含む食材を食べ出した頃から、虫歯が発現し、農耕開始などを経て虫歯は増加していき、砂糖の流通により爆発的に増えたと考えられます。
現代の歯科治療や虫歯予防は正しいのか?
街のあちこちにあるコンビニ。ワタシの家の半径100メートルに7件のコンビニがあります。
日本全国で約57000件のコンビニがありますが、歯科医院は約69000件、病院や診療所は約110000件あります。
約33万人の医師、約11万人の歯科医師が全国で頑張っていますが、病気や虫歯は一向になくなりません。
とても多くの歯についての知識人がいるはずなのに・・・
日本国民の数を歯科医院に割り振ると、1歯科医院あたり約1700名。
このうちの半数850人(多いな・・)が虫歯になるとして、52週のうち週休1日で患者を受け入れると、1日あたりの患者は3人以下になる計算です。ま、1日では歯医者は治しませんから3回の通院なら、1日8〜9名の患者って感じですね。
ですが、ワタシのお世話になっている歯医者は予約がいっぱいで、飛び込みではまず見てもらえません・・・
一体、どう言うことなんでしょう?
虫歯の常識
毎日歯を磨く日本人の割合は95%以上。 なのに、96%の人が虫歯にかかり、80%以上の人が歯周病。 なぜ? 「歯磨きしていても、全てをきれい磨くのはとても難しいから」 ⇦これはそもそも本当なのか?
ここまでくると、常識を疑ってかかる必要があるとワタシは思います。
ワタシの虫歯の経験則
ワタシの虫歯に対する考えですが、小さな頃、虫歯と言われて、削られた場所しか虫歯になりません。
ぶっちゃけ、ワタシは、人に会う前位しか歯を磨きません。子供の頃なんてほとんど磨きませんでした。しかし歯医者に削られた場所以外は全く虫歯にはなりません。
そりゃ歯磨きすれば口の中はさっぱりしますが、それでも4%の人しか予防できないのならワタシは無意味だと考えるのです。むしろ、口腔内に必要な常在菌まで歯磨きによって殲滅している気がするのです。
エナメル質が再生できないって本当か?
「歯のエナメル質」自体は生きた細胞がないので自己修復ができないのはわかります。
でも、歯石ができるように再石灰化とかで修復されないのでしょうか?
虫歯ができた場合は削って埋めるしか方法はないのでしょうか?
象牙質は時間が掛かるとはいえ自己再生能力があるのに、神経を抜いてしまっても大丈夫なのでしょうか?
脱灰と再石灰化
食事をすることで、口内は酸性に傾きます。さらに、虫歯原因菌が出す酸によって、エナメル質のミネラルは溶け出し、「脱灰(だっかい)」という状態になります。 歯の成分はカルシウムが多いので酸に弱いのです。
エナメル質はこの状態から唾液の働きによって自然に修復されます。
脱灰し溶け出したミネラルの穴は、唾液によって再びミネラルが補給され、「再石灰化(さいせっかいか)」されます。つまり、エナメル質はダメージを受けても唾液によって自己修復することができます。
唾液の成分である重炭酸塩やリン酸塩は酸性に傾いた口腔内を中和してくれます。
そして、唾液に豊富に含まれるリン酸イオンやカルシウムイオンがエナメル表層下に浸透して失われた部分に再び補充され再石灰化をしてくれます。
虫歯になるメカニズム
唾液は食後酸性に傾いた口腔内を中和してくれ、溶け出したエナメル質を補修してくれますが、ジュースを飲んだり、お菓子を食べたりして常に口腔内が酸性(唾液の中和が追いつかない状態)になってしまうと、虫歯ができてしまいます。
つまり、酸性に傾いた口腔内にアルカリ性をぶつけて中和してやればいいので、 ワタシが糖質制限で食後に飲んでいた豆乳は虫歯予防効果があるといえますね。 豆乳は弱アルカリ性
アルカリイオン水で中和したり、中性の水で酸性に傾いた口腔内を希釈してあげるのもいいかもしれません。
逆に、食事で口腔内が酸性に傾いて脱灰し出している時に、食後の歯磨きを始める方が良くないことです。
弱った歯にゴシゴシと物理的な力を加えてしまうのですから・・・
保険診療の罠
これは、医療業界の闇ですが、処置する治療が保険診療かどうかと言うのが重要になってきます。
保険診療であれば、患者さんの負担は1〜3割で医院には健康保険から7〜9割報酬を受けることができます。
しかし、保険診療以外の治療処置では、自由診療となってしまい、患者さんは10割負担となってしまうので、その治療が選択できません。民衆がみんな金持ちなら別ですが・・
なので、医師もビジネスですから、収益が確保できるビジネスモデルを組み立てます。
そうなると、よっぽどの人でない限り、本当に患者のためになる治療はできないのが現実です。
保険診療の虫歯治療とは
一般的な虫歯治療は、今ある虫歯がそれ以上広がらないようにすることを目的に、虫歯になっている部分だけでなく、健康な部分まで根こそぎ削り取って詰め物や被せ物で蓋をする方法です。
この方法は虫歯を防げないばかりか、削ることによって歯の強度を落としてしまいます。
ワタシが友人の歯科医師に「オレ、虫歯に治療したところしか虫歯にならないんだけど、もしかして」と質問したところ、「それは歯科業界の闇でして・・・」と正直に教えてくれました。
天然の歯の強度以上の詰め物は現在の技術では存在しないので、ワタシの予想は的中だと言うことでした。
つまり、マイナスの効果が大きすぎる治療、余計酷くなる可能性を秘めた治療だと言うことです。
そして、磨き残しが虫歯の原因などでもありません。
ワタシが危惧した通り、一般的な歯科医から受ける治療も予防方法も全くの検討外れだと言うことです。
余談ですが、現在、再生医療の研究でエナメル質の再生の研究は進んでいますが、保険診療になるのは当分先のことになるでしょう。
虫歯は糖質過多な現代人の現代病
ワタシが糖質制限をして気づいたことがあります。
歯磨きもしていないのに、歯がツルツルしているのです。例えるなら猿の歯(笑)です。
歯垢あまりつかなくなったことにはとても驚きました。
このことから、糖質過多な現代人の食生活が歯垢を量産し、口腔内を酸性にして虫歯を作っていることが推定できました。
ドックベスト療法
前置きが大変長くなりました。ブログ書いてるワタシも疲れてきました・・
ドックベスト療法とは、虫歯を健康な部分までこっそり削ったり抜いたりしない自然療法です。
治療方法はDoc’sBestという薬剤を虫歯に塗布し虫歯金を殺菌し、人間に本来備わっている自己再生を促すものです。
高額な機材も要らない、痛くない、麻酔もいらない、所要時間10分、ただし自由診療(自費)
歯医者に削られた場所しか虫歯にならないワタシからすると、この治療法はとても秀逸に思えてなりません。
歯医者が教えたくない虫歯予防と虫歯治療
歯科業界だけに限らず、他にも色々な利権団体や企業が教えたくない内容ですが・・・
糖質の過剰摂取をやめ(糖質制限)、食後にアルカリ性飲料等で口腔内を中和し、できてしまった虫歯は削らずに治す。
これに尽きるとワタシは思います。
人間の自前の歯の強度、元から備わっている再生能力を殺すようなことはしてはいけません。
なんだか、治療すると酷くなるって、色々な病気に共通していますね・・・
過去ブログ「がんで亡くなる方の死因」「不妊治療の闇」など
Share
Related Posts