大災害と株価と為替の関係
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大災害が発生すると、株価の大暴落や、なぜか円高が発生したりします。 今回はこのメカニズムに関して綴ります。 投資をしている人は知っていないといけない内容ですが、不思議なことにあまり理解している人がいません。 大災害発生 […]
大災害が発生すると、株価の大暴落や、なぜか円高が発生したりします。
今回はこのメカニズムに関して綴ります。
投資をしている人は知っていないといけない内容ですが、不思議なことにあまり理解している人がいません。
大災害発生
日本で、地震や津波、火山の噴火、大型台風などで大規模な災害が発生したとします。
日本が、世界1位の対外純資産国だと言うことは、以前のブログでも説明したことがありますが、日本はとにかく外国に投資をするのが好きな国です。投資するように仕向けられていると言った方が正解ですが・・
銀行、証券会社、保険会社、どの金融機関も大量の外国資産を保有しています。
問題は、大規模な災害が発生した場合、補償に当てる現金が日本にないことです。
株価大暴落と円高を作り出す損害保険会社
日本の損害保険会社は、保険加入者に補償を提供する為に、流動性があり現金化しやすい株や債券を一斉に売ります。このことで、株価は暴落します。そして、日本で大規模災害が起きれば、株価の暴落が起きることを知っているヘッジファンドなどのAIが大災害発生と同時に莫大な空売りを仕掛けます。このことで、暴落は大暴落になります。
その後、保険会社は、日本で補償を支払う為に海外資産を売却して得た外貨を円転します。
つまり、一斉に日本円を買うと言うことです。
外貨では補償ができませんから、外貨を日本円に交換するのです。
一斉に日本円を買えば当たり前のように円高になります。もちろんこの流れは世界の投資家は理解していますから、為替においてもAIが大災害発生と同時に空売りを仕掛けます。そして円高は加速します。
その後、原発事故で日本が不安視されたことと、日本が円安誘導をしたこともあり一気に円安へ向かいます。
2011年、リーマンショック後の円高が底をついて反発していたところ、震災が起きて再び円高になっているのがわかります。そして、一気に円安へ
日経平均は、震災後停滞しますが、第2次安倍政権によるアベノミクスで株価は急騰します。
円安になれば、日本企業は外国に対して優位に断ちますので、株価は上がります。
なんと、分かりやすいチャートでしょうか・・・
まとめ
このように、世界で戦争やテロや災害が発生することによって、莫大なお金を動かす金融機関や投資家が一気に資産を動かします。
その売り圧力は、個人投資家のパニック売りの比ではないので、レバレッジをかけた取引をしていると、最悪全財産を失います。
投資をしようと考えているのなら、このことは最低限知っておく必要がありますが、意外とIFAをやっているプロと呼ばれる人が知らなかったりするので、こちらでシェアいたします。
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