誤情報を拡散する生命保険外交員

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保険会社やメディアが発信している情報は、あくまでも保険会社やメディアの為の情報です。 お金が稼げれば、知識のない人を騙しても良い。と言う発想はワタシは間違っていると思います。

最初に申し上げますが、保険外交員の方への誹謗中傷ではありません

この文章を書いている廣野も現役の生命保険外交員であり、過去にお客様に世の中でよく言われている情報を提供したこともあります。

その上での告発です。

生命保険外交員の離職率

生命保険外交員のほとんどは「フルコミッション」の世界にいます。

経費は自分で拠出する「個人事業主」の形態をとっています。

(ワタシは法人でやっていますが)仕組みは同じです。

個人事業主の場合

保険会社からの販売手数料 − 諸々の諸経費 = 可処分所得

※可処分所得とは自分が自由に使えるお金のことです。

そして多くの生命保険外交員が、これがマイナスになっていくのです。

生命保険外交員の3年離職率は90%を超える高水準になっています。

離職を補う採用

これだけ離職者が多い業界ですが、それを補う採用がされています。

特に大手日本社は、採用さえすれば身内の契約は取れると言う戦略でハローワークの前で待ち構えたりして誰でも採用します。

保険屋さんの入れ替わりはとても激しいのです。

生命保険外交員経験者

保険会社の初期教育を受けた保険会社の言い分しか知らない、なんちゃってFPの保険屋さんは凄まじい人数存在する事が想像できると思います。

この人たちの知識は非常に危険です。

保険会社の初期教育

保険会社は、保険を売る為の「営業トーク」を外交員に指導します。

お客様の為のトークではなくて、保険を売る為のトークです。

そんな初期教育を受けて、保険会社の常識を植え付けられた多くの保険屋さん、元保険屋さんは、ちょっと知ってるからと言って、保険会社に習った知識を友人などにアドバイスしたりします。

例えば、「2人に1人ががんになる」「がんは怖い病気」「がん保険は入った方がいい」「がんは早期発見した方が良い」「健康診断はきっちり受けなければならない」「三大疾病はお金がかかる」「保険は老人も入った方がいい」「学資保険は入った方がいい」「年金保険はやった方がいい」「生命保険料控除の枠は全て使った方がいい」「介護は心配だから介護保険に入った方がいい」「保険はライフステージが変わったら見直した方がいい」「血圧が130を超えたら高血圧薬で血圧を下げていれば保険に入れる」「悪玉コレステロールがどうのこうの・・・・」

上記の様な保険会社やメディアが作った常識をあちこちで広げます。

世論とは

世の中、真実と嘘がぐちゃぐちゃに混じり合って、何が真実で、何が嘘かわからない位情報が溢れる社会になりました。

多くの人は、みんなが信じている事を真実だとして生きていきます。

みんなが信じている事とは、テレビで発信された情報や、雑誌で紹介された情報や、各種専門家が発信している情報です。

そして、お金に目の眩んだメディアや専門家は平気で嘘を発信するので、

多くの人が間違ったことを信じている」と言う現象は往々にして発生します。

保険契約の引き受け基準

生命保険・医療保険・がん保険など、健康でないと保険には入れません。

健康診断の数値が異常値だった場合、保険には加入できません。

異常値があった場合、西洋医学の対処療法である「」によって数値をコントロールできていれば「保険に加入できる可能性」が上がります。

異常値とは?

健康診断の基準とは誰が作っているのでしょうか?

厚生労働省・医師会・協会けんぽ・日本人間ドック学会など、様々なところで健康診断の基準が定められていますが、この基準は本当に正しいのでしょうか?

国や専門機関が言っていることは絶対に正しいと普通は思います。

しかし、この基準には「個体差」が含まれておらず、人間ならこの基準値内が「正常値」で、基準を外れたら「異常値」と判別されてしまいます。

異常値であれば「薬を服用」して正常値を保てば良い。

こう言った寸法です。

血圧一つとっても体の大きな人、子供、お年寄り、みんなが同じ基準を採用していることに違和感を感じなければなりません。

人間の体はとてもよく出来ていて、みんなの血圧はちょうど良い血圧になっています。若く血管も柔らかく柔軟な時は血圧は高くありませんが、歳をとって、加齢と共に血管も硬くなり、柔軟さを失えば心臓が頑張って血圧を上げ、全身に血液を巡らせているのです。

せっかく心臓が頑張って血圧を上げてくれているのに「全員同じ基準の数値」で判定して、「血圧が高い」と注意し、降圧剤を処方して血圧を無理やり下げさせているのが現状です。

多くの人が「健康」の為に病院に行き「健康診断」を受け、問題のない症状を異常だと診断され、「薬漬け」にされるのです。

後押しする生命保険外交員

経験が浅く深い知識がない保険屋さんは、万が一の事を話し、ニード喚起して、みんなが信じているメディアや悪徳専門家から仕入れた情報を擦り込みます。

保険屋さんは、お客様に恐怖を与え、ニーズを引き出します

その時のトーク内容は、保険の営業のみならず、製薬会社や病院の宣伝にもなっていて、人を病院へ誘導するツールになっているのかもしれません。

大変難しい問題です。

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