前進が早い組織と永遠に足踏みしている組織の差
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前回のブログで、「1日が24時間じゃ足りない自分への戒め」を綴りましたが、個人でも大変ですが、会社組織となるとやるべきことが沢山ありすぎる為、他人の力を借りて運営する必要があります。 会社組織は、1人では何年もかかること […]
前回のブログで、「1日が24時間じゃ足りない自分への戒め」を綴りましたが、個人でも大変ですが、会社組織となるとやるべきことが沢山ありすぎる為、他人の力を借りて運営する必要があります。
会社組織は、1人では何年もかかることを簡単に実現サービスを提供する組織だといえます。
組織がサービスを提供する仕組み
会社は従業員に給料を払って従業員の時間を仕入れます。
従業員の時間とは従業員の人生の時間、つまり命そのものを買います。
会社は、従業員を教育して、顧客のニーズに合うチームを作り、サービスを提供して顧客から報酬を得ます。
その報酬から給料などの経費が差し引きされた後、税金も支払い残ったお金が会社の純利益として積み上がって行きます。
会社は、その余力ができることによって事業拡大に対する先行投資をします。
余力ができれば、銀行からの信用も得られ、融資も受けやすくなります。
従業員の生産性
ここで、余力を生み出すために必要なのは、従業員の生産性です。
デフレ下にある日本において、企業同士は価格競争を繰り広げます。
そうなると、ギリギリの売り上げからやりくりしなければなりません。
しかし、従業員の生産性とは、マイナス100な人から、0の人、プラス100の人に、プラス1000の人、さまざまです。
手のかかる従業員
そして、往々として、生産性が低い、もしくはマイナスの従業員ほど手がかかります。生産性が高く、任せることができる従業員は放っておいても仕事をこなしてくれます。
生産性が低い従業員に対するアプローチ重要性
所謂、手のかかる従業員は、ルールが守れない、サボる、手を抜く、嘘をつく、チームの調和を乱す、自己中心的な性格の持ち主です。
一方それを教育する会社は、事実をちゃんと見極めて、対処をする必要があります。
生産性が低い従業員の特徴である「嘘をつく」とは「やっているように見せかける」「上司の前でのパフォーマンスしかしない」と言うことも含まれます。
永遠に足踏みをする組織
組織の上司が経験不足であったり、低脳な場合、生産性が低い従業員に振り回されてしまいます。
手の掛からない優秀な従業員は、生産性が低い従業員に対して不満を持ちます。
不満を持って、上司に相談した場合、上司が低脳だと生産性が低い従業員を庇います。(別に庇うことはダメなことではありません、組織の責任ですから)
その後、上司の責任によって生産性が低い従業員を教育すれば良いのですが、低脳な上司は教育などできませんから、庇うだけ庇って放ったらかしになるケースがほとんどです。
そうなると、優秀な従業員のモチベーションは地に落ちます。
「頑張っても給料同じだ」「上司に相談しても何も変わらない」と思うようになります。
こうなってしまうと、生産性マイナスの従業員に常に足を引っ張られる組織の出来上がりです。どんなに頑張っても、優秀な戦力は呆れて離職し、なかなか採用もできない。採用しても優秀だと思った人から辞めていく組織になってしまいます。
プレイイングマネージャー的な上司がいる組織ではこのような問題はあまり起きません。注意が必要なのは、配置換えで上司が変わった場合や、現場のことを把握できていない場合、上司の能力が部下より低い場合です。
注意が必要な上司は、部下のことをきちんと把握していないので、口では信用しているなどと言っても常に疑っていて、それが、部下にバレています。
上司と部下の間に大きな溝があり、いつまでもうまくいかないことをお互いのせいにし合います。
常に前進する会社
常に前進する会社は、経営陣や上司に人を扱う能力に長けた人材がいる組織です。
適材適所、部下の成長するプロセスや結果をきちんと評価し、組織で起きている問題を全て経営陣と上司の責任だと認識して、経営陣や上司の部下への関わり方を改善することで、問題を解決していく組織の成長はとても早い傾向があります。
責任を引き受けてくれる上司を部下はかっこよく思い、尊敬します。
上司の為に働こうという気概がある従業員のいる組織の生産性はとても高く、従業員と上司の関係も良好です。
そんな組織では、全ての従業員が楽しく働いていて、みんながアイディアを出して、日々前進して行きます。
生産性が低い従業員は、プラスの生産性を持つ従業員に引っ張られて成長するか、リア充な空気に耐えきれなくなり淘汰されて行きます。
大切なことは、組織の方針に従業員を共鳴させられるかどうか。
組織の理想は従業員みんなの理想か?思いを共有できているか?です。
まとめ
どんな組織であれ、大きな目標を達成するためには仲間の協力が必要です。
仲間の協力とは、仲間の人生の一部をその組織に捧げてもらう事です。
命の対価って相場はわかりませんが、時給1000円や2000円じゃないことは確かです。
みんながわかっていることですが、感謝の気持ちを忘れず、謙虚に、社会人としての模範と成れるように行動すると言うことを実践できている人は少なく感じます。
勝手に宣言
ワタシは、部下から、いつも一生懸命に努力してますね!と言われる代表であり続けたいとここに宣言します。
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