高度障害保険金
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ブログ毎日チャレンジがおかげさまで続けていますが、気づいたのが本業の保険についての情報発信のあまりの少なさ・・・・今回は「高度障害保険金」について綴ります。
そう言えば、本業の生命保険に関する情報をシェアしていませんね。毎日ブログ書いているのに・・・
今回は、高度障害保険金について説明します。
高度障害状態とは
対象となる高度障害状態とは、次のいずれかの状態をいいます。
(1)両眼の視力を全く永久に失ったもの
(2)言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
(3)中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
(4)両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(5)両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(6)1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(7)1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
備 考
眼の障害(視力障害)
(1)視力の測定は、万国式試視力表により、1眼ずつ、きょう正視力について測定します。
(2)「視力を全く永久に失ったもの」とは、視力が0.02以下になって回復の見込のない場合をいいます。
(3)視野狭さくおよび眼瞼下垂による視力障害は視力を失ったものとはみなしません。
言語またはそしゃくの障害
(1)「言語の機能を全く永久に失ったもの」とは、次の3つの場合をいいます。
a 語音構成機能障害で、口唇音、歯舌音、口蓋音、こう頭音の4種のうち、3種以上の発音が不能となり、その回復の見込のない場合
b 脳言語中枢の損傷による失語症で、音声言語による意思の疎通が不可能となり、その回復の見込のない場合
c 声帯全部のてき出により発音が不能な場合
(2)「そしゃくの機能を全く永久に失ったもの」とは、流動食以外のものは摂取できない状態で、その回復の見込のない場合をいいます。
常に介護を要するもの
「常に介護を要するもの」とは、食物の摂取、排便・排尿・その後始末および衣服着脱・起居・歩行・入浴のいずれもが自分ではできず、常に他人の介護を要する状態をいいます。
上・下肢の障害
「上・下肢の用を全く永久に失ったもの」とは、完全にその運動機能を失ったものをいい、上・下肢の完全運動麻ひ、または上・下肢においてそれぞれ3大関節(上肢においては肩関節、ひじ関節および手関節、下肢においてはまた関節、ひざ関節および足関節)の完全強直で、回復の見込のない場合をいいます。
高度障害保険金(約款抜粋・素人語訳)
障害(怪我)または疾病(病気)を原因として、保険期間中(保険に加入している期間中)に高度障害状態に該当したとき支払われます。
責任開始時前(保険の加入手続き前)に既に生じていた障害状態に責任開始時以後の傷害・疾病を原因とする障害状態(保険加入前の傷害・疾病と因果関係のない傷害・疾病に限る)が新たに加わって高度障害状態に該当した時を含みます。
免責事由(保険金が支払われない例外)
次のいずれかにより被保険者が高度障害状態に該当したとき
① 被保険者の自殺行為
死亡保険金は保険加入後3年以上経過していれば支払われます。しかし、自殺に失敗して高度障害に陥った場合、免責事由に引っ掛かり、高度障害保険金は出ません。つまり、万が一死に切れずに高度障害状態になってしまうと、とんでもない負担を近親者に掛けることになります。「自殺は止めましょう」
と言っても、「自殺」は最後に残された「選択の自由」かもしれないので尊重しなければなりません。
死に切れず障害が残った場合も、死んでしまった場合も、大切な人に大変な迷惑を掛けることを自覚して、「死ぬ気で生きるか」、「死に切れる自殺を選択しましょう」自殺を選択するしないは当事者の自由ですが、「他人に迷惑をかけてはいけません。」
勿論、ワタシは前者をおすすめしますし、前者を選択した「過去」があります。
② 保険契約者、被保険者または死亡保険金受取人の故意
保険金を不正に得ることを目的として、故意に高度障害を狙う場合。当然保険金は支払われません。
ただ、受益者が犯罪を犯していない場合、保険金は支払われる傾向にあります。
受益者(保険金を受け取る人)が不正に与していた場合は、勿論受け取ることができません。(欠格:受け取る資格がないこと)になります。
③ 戦争その他の変乱
戦争やその他の変乱
変乱とは、戦争までは行かないが、内乱や暴動のことを指します。
③に関しては、巻き込まれて亡くなった人数が保険会社が許容できる範囲であれば支払われます。
まとめ
高度障害保険金は、生命保険の死亡保険金と基本セットになっています。
死亡保険金と同額が「高度障害保険金」として支払われます。
ワタシはいつもお客様に申し上げるのですが、最悪自分がいなくなってしまえば残された家族は頑張って生きていくのです。大学進学の夢が断たれるなんて嘘です。大学に行くと言う強い意思があれば行けますし、社会人になってお金を貯めてから大学に行く手もあります。
しかし、高度障害になってしまって、収入が激減して、家族の誰かのお世話を受けなければならない時、この保険金はとても役に立ちます。
なので、死亡保険金よりも「高度障害保険金」のことをしっかり考えておく必要があるのです。
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