生命保険は難しそうで考えたくない・・

Category: 生命保険 | Posted: Last Update:


保険って全く良く分からない、難しそうで考えたくもない。担当に任せているから、分からない・・・。それでは、判断を間違えて、失敗をしてしまっても仕方がありません。とっても簡単なので、是非知っておくべきです。

生命保険(死亡保険)

キーワードはたったの2つ

(1)「保障の期間」
(2)「保障に対する保険料と貯蓄性の関係」

基本の保険の種類はたったの3つ。

(1)「定期保険」(2)「養老保険」(3)「終身保険」

(1)定期保険のキーワードは「安い」「掛け捨て」「定められた期間の保障」
(2)養老保険のキーワードは「高い」「積み立て」「定められた期間の保障」
(3)終身保険のキーワードは「高い」「積み立て」「保障が一生続く」

では保険料比率はだいたいこの位です。

 

定期保険:終身保険:養老保険 = 1:5:6

 

定期保険で1000円の保障が、終身保険は5000円、養老保険は6000円。

生命保険の掛け金はおまけ(割引)ができません。(団体保険は除きます)生命保険の保障が足りないと、残された家族が路頭に迷います。だから必要な保障もオマケ出来ません。

ほとんどの方は、定期保険で安く保険を調達されます。

安い方がいいですからね!

でも実は、定期保険が一番高いって知ってますか!?

(2)養老保険は保障の期間が終わると、保障が終わり、換金されます。

ほとんどの場合支払った金額より大きなお金を受け取れます。
という事は、保障はタダだったと言う事になります。(むしろプラス)

(3)終身保険は掛け金を払い込む期間が終わると、その後、お金を払わなくても保障が一生続きます。

そして、保障として持ち続けるか、保障を取り崩して換金するかを選べます。
多くの場合は払い込んだ金額より大きいお金と換金出来ます。保障として持っておけば、死亡した際に
もっと大きなお金と換金出来ます。(むしろプラス)

(1)定期保険はなぜ安いか?

それは、掛け捨てだからです。(マイナス)
しかし、万一が発生した場合には、とても大きなリターンになります。

保険は日本では9割以上の人が保険に加入している様にほとんどの方に必要とされています。

しかし、保険の選び方を知っている人はとても少ないです。

保険を安さで選んでいませんか?
その保障で事足りるか分かっていますか?
必要な保障(必要保険金額)をオマケしていませんか?

保険の考え方と仕組みについて、ちゃんと理解して、考えを持って保険を選びましょう!

 

必要保険金額の設定の仕方

必要保険金額とは、万一、死亡した場合や、高度障害状態になった場合に、本人や残された家族のその後の生活が安定して送れる様にする為に必要な金額の事です。必要保険金額の求め方は、残された家族をいつまで面倒見てあげたいかで設定します。

希望例:来年お子様が産まれる予定で、3年後には第二子も計画していて、第二子を大学卒業まで面倒見たい場合。

「万一時、天国から伴侶に生活資金として渡したい毎月の生活費×12ヶ月×25年」で、今の収入で25年働き続けたら得られる総収入を算出します。

  • 毎月10万円なら、10万×12ヶ月×25年=3000万円
  • 毎月20万円なら、20万×12ヶ月×25年=6000万円
  • 毎月30万円なら、10万×12ヶ月×25年=9000万円
  • 毎月40万円なら、20万×12ヶ月×25年=12000万円
  • 毎月50万円なら、10万×12ヶ月×25年=15000万円
  • 毎月60万円なら、20万×12ヶ月×25年=18000万円

 

多ければ多いほど、もちろんいいですが、現実的に今の収入が35万円位なら、9000万円〜12000万円位のお金が上場企業の役員や大物芸能人でなくても、必要になるという事です。

しかし、日本には国民年金や厚生年金に加入していれば、遺族年金というものが、支給されるという社会保障があります。遺族年金は月収35万円のサラリーマンであれば、遺族年金(基礎+厚生)で年額183万4600円を、末の子が18歳になるまで受け取れます。183万×18年=3294万円

日本の年金問題等で、これが受け取れないかもしれないと心配される方も多いですが、国の制度として堅いものなので、必要補償額から多くの方が控除します。

なので、この例に上げた世帯に必要な死亡保険金額は6000万円〜9000万円あれば、「安全」と言う事になります。

「安心」と「安全」の違い

安心とは気持ち的なものです。気掛かりな事が無く、心が落ち着き安んじることです。
安全とは、物理的なものです。危険がないこと、被害(有形・無形を問わず)を受ける可能性がないことです。

保険は、本当に困った時に発動するものなので、何となく安心していてはいけません。
非常時に親身に全力でサポートしてくれると思える人を自分の担当にしましょう!

Share

Related Posts

Top