12月度フラット35金利
Category: Blog, 住宅ローン, 日本経済 フラット35, 固定金利 | Posted: Last Update:
進むべき道をあきらかに!そんじょそこらの36歳の誰より失敗した経験が豊富にあるFP廣野です。 失敗を知らないアドバイスは机上の空論。開き直って自分の長所に変えるしかない・・・ 今月のフラット35の金利をご案内いたします。 […]
進むべき道をあきらかに!そんじょそこらの36歳の誰より失敗した経験が豊富にあるFP廣野です。
失敗を知らないアドバイスは机上の空論。開き直って自分の長所に変えるしかない・・・
今月のフラット35の金利をご案内いたします。
固定金利としては、史上最低水準のフラット35は安心できる住宅ローンです。
10月から、機構団信(団体信用生命保険)が組み込まれた金利でのご案内に変更になりました。
提示されている金利は機構団信分の(0.2%)を上乗せした金利になっています。
先月と比べて、少し下がりました。
しかし、手続に1ヶ月程かかり、実際に適応される金利は、融資実行時の金利になりますので、注意が必要です。
金利が下がるということから、日本経済の実情が見えてきますね・・
プライマリーバランス(財政収支)を黒字化して、国債の返済に回すということは日本中に散らばっている資産を政府が回収してしまうわけですから、政府が黒字になっても、国民が赤字になります・・・
だから、国民は将来が心配です、借金をせず、貯蓄し節税します。
国民がお金を借りてくれないから、金利が安くなるのです。
ベーシックインカムの様な大胆な政策に期待したいです。
機構団信とは、
住宅金融支援機構で取り扱う団体信用生命保険でご加入者が死亡または所定の高度障害状態になられた場合、残りの住宅ローンが全額弁済される保障制度です。
団信は必ず付けないといけないの?
以下のように、健康上の問題があって団信に入れない場合でもフラット35は組むことができます。
機構団信は全年齢同じ保険料割合
特に若い世代が団信に加入しようと思うと実は高くつきます。
なので、民間の安い保険で団信を補うという裏技があります。
しかし、気をつけなければいけないポイントがあります。
それは、民間の保険は何らかのトラブルで、保険料が払えないと「失効」してしまうのです。
*どこの保険会社の保険も2ヶ月間、保険料(掛金)を滞納すると、即座に「失効」してしまいます。
団信は、ローンの金利に含まれているので保険料が払えないということはまずありません。
保険が失効してしまった場合
*失効中に事故が発生した場合、保障は受けることができません。
*保険を有効に戻す手続き「復活」をする場合、健康告知が必要です。
復活時、保険には入れない健康状態では、保険を元に戻すことができなくなります。
保険会社が特に厳しくチェックするのが「精神疾患(鬱など)」「がん(ポリープなど)」
失効後、復活できなくなるという事例は少なくありません・・
団信は将来安くなる
*団信は金利のように0.2%なので、ローンの残高が減ってくれば安くなります。
*多くの保険は「平準払い」で最初から最後まで保険料は一定です。
上記のことを踏まえた上で、団信を民間の保険で代用する場合は、慎重にならなければなりません。
変動金利の金利が上がり出したら、固定金利に変えよう、とお考えの方が、私が通常相談を受ける方の大半です。
しかし、変動金利の金利と、固定金利は常に固定金利の方が高いと相場は決まっています。
固定金利は金利変動リスクを債権者(金融機関・貸し手)が負い、変動金利は金利変動リスクを債務者(借り手)が負います。
なぜ、変動金利の方が金利が安いか・・・金融機関の立場になって考えてみましょう。
金融危機や好景気がやってきた場合、金融機関の金利は一気に上昇します。
4000万を1%の35年ローンで組むと総支払いは 4827万
2%で組むと5650万、3%で組むと6550万、4%だと、7523万・・・
いかがでしょうか? 借りている時、金利の上昇はとても怖いですね。
過去、住宅ローンの金利が一番高かった時は、何%だったかというと、『8%』です・・・
4000万の借金の総返済額が12017万にもなります・・・
複利を活かた資産運用しましょう!!の真反対・・・
貸している時は、金利の上昇は最高なのです! 借りている時は「最悪」です・・・
住宅を購入された後に、ライフマネープランのご相談を依頼を頂いたお客様のほどんどが、
「購入前に相談しておけば良かった。」「もっと早くお会いしたかった」と、おっしゃります。
弊社では、住宅ローンの無料相談も承っておりますので、お気軽に問い合わせフォームよりご相談ください。
Share
Related Posts