花粉症対策
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集中すると花粉症がおさまる廣野です。 どんな原理が働いているか、今後調べて行きたいと思いますが、ワタシは仕事などに没頭すると花粉症の症状がどこかに行ってしまいます。 そして、ストレスが掛かっている状況にある時、花粉症の症 […]
集中すると花粉症がおさまる廣野です。
どんな原理が働いているか、今後調べて行きたいと思いますが、ワタシは仕事などに没頭すると花粉症の症状がどこかに行ってしまいます。
そして、ストレスが掛かっている状況にある時、花粉症の症状が強く出ます。
つまらない話を聞いている時、寝不足な時、激しい目のシパシパに襲われます。
これが、ワタシが自分の体の反応を分析した結果です。
なので、ワタシの花粉症対策は、ストレスが掛からない生活をして、一生懸命に働いたり勉強に打ち込むことです。
しかし、これはワタシの花粉症対策でしかないので、以下に花粉症対策についてまとめてまいります。
花粉症対策
統計上、日本人の3人に1人は花粉症だと言われている現代、花粉症の症状が出る人口は年々増加していることから、日本では間違った花粉症対策が一般化していることが推測できます。
①ゴーグルやマスクをする
日本には花粉症の原因となるスギの木などがとても沢山ありますので、外に出ると防ぎようがありません。(花粉の期間は全く外出しないなんて選択肢はなしです。)
そこで、気休め程度の効果しか期待できませんが、マスクやゴーグルをすることで、花粉をブロックしましょう。
なお、ワタシはマスクをすると、口の周りがガサガサになってとても辛いので、花粉だろうがコロナだろうがマスクはしたくありません。
②薬に頼る
抗ヒスタミン薬
弱い薬だと「アレグラ」強い薬だと、「ザイザル」などの抗ヒスタミン薬がメジャーです。
抗ヒスタミン薬とは、「ヒスタミン」というかゆみの元となる成分をブロックすることで、効果を発揮します。
重症の場合は、ステロイドが含まれている「セレスタミン」が大きな効果を発揮してくれます。
ステロイドとは、炎症を抑える効果を発揮します。
しかし、こういった薬は、一時的に症状を抑える効果しかなく、使い続けることで、ますますアレルギー反応に対して弱い体になって行きます。
基本的に薬に頼るとアレルギー体質と薬の負のスパイラルに陥って、薬が常に必要な体質へと体質改悪をすることになってしまいます。
なので、薬で対処するということは「治療」ではなく「一時的な対策」で薬に頼り切ってしまうと、花粉症は悪化していくことを理解しましょう。
治療をしたくて病院に行っても、医師がする処置は薬を処方することです。
リピーターを作ることは、ビジネス上大切ですが、薬漬けにしていくというのはなんとも恐ろしい商売だと思います。
しかし、どうしても症状が辛くて、仕事や勉強にならない人は、一時的に薬に頼ることは仕方がないことです。
最新の花粉症薬「ゾレア」
まだ、あまり知られていない薬ですが、この薬は、ヒスタミンが分泌される前に抗体が受容体に結合するのをブロックするというすごい薬です。
月1〜2回の注射で花粉症の症状をほぼ完全に防げると言われています。
花粉症で苦しんでいる人からすると、奇跡の薬かもしれませんが、健康保険を使って3割負担でも5万円と薬価が高額なため、庶民が気軽に使える薬ではありません。
成分チェック
精製白糖?ポリソルベート(合成界面活性剤)?、遺伝子組換え?、チャイニーズハムスターの卵巣細胞?・・・まじか? ワタシは打ちません。
③加湿器付空気清浄機
花粉もウイルスも乾燥した冬に猛威を振います。加湿をすることで暖房効果も高まりますし、花粉やウイルスが飛散しなくなりますので、おすすめです。
対策ではなく治療方法
アレルギー反応とは、体の防衛機能なので、そもそも強制的になくしてしまって大丈夫なのか?という疑問があります。
花粉症に関しては、その防衛機能が過剰に反応して反応しなくて良い花粉に防衛機能が働いている状態です。
薬を使ってヒスタミンを抑制するというのも、脳内伝達物質であるヒスタミンを強制的に抑制してしまって大丈夫なのか?という疑問もあります。
できれば薬を使わずに症状を改善したいものです。
体質改善
薬を使うと、体質改悪になってしまうことは、説明した通りです。
では、体質改善をするのに必要なことを挙げていきます。
99%の病気は栄養と運動で治ります。
ビタミンC
あらゆるアレルギーに対してビタミンCは効果を発揮します。
動物には本来備わっているブドウ糖から体内でビタミンCを作る機能ですが、ヒトなど霊長類は脳の消費エネルギーが多過ぎる為、脳にブドウ糖が大量に必要な為、体内でビタミンCを生成する機能がありません。
なので、ビタミンCは食事などによって補わなくてはなりません。
ビタミンCは水溶性だから、すぐ体外に排出されてしまうから、意味がない的な事を言う医師がいますが、ビタミンCの本当のパワーが知られてしまっては、死活問題なのです。
確かに水溶性で、体内に滞留する時間が短いので、こまめに接種する必要があります。
ビタミンCが沢山入ってると銘打つ甘〜いドリンクは砂糖がめちゃくちゃ入っていて、逆に健康を害しますので、ご注意下さい。
花粉症に対するビタミンCの効能は、ヒスタミンを抑え込んでくれます。
ビタミンA・ビタミンB7(ビオチン)
これらはビタミンCの補助的に免疫力を底上げする効果があります。
マルチビタミンのサプリに要注意
マルチビタミンと称されて販売されているサプリですが、栄養にはいくらとっても良いものと、摂り過ぎてはいけないものがあります。
水溶性ビタミン
ビタミンB1・B2・B6・ニコチン酸・パントテン酸・ビタミンB12・ビタミンC
脂溶性ビタミン
ビタミンA・D・E・K
水溶性ビタミンは、過剰に取りすぎても尿中へ排泄されるため副作用はないと言われていますが、脂溶性ビタミンは、吸収されやすく尿中へ排泄されないため過剰な取りすぎにより過剰症をおこすことがあります。
過剰症には、ビタミンAでは食欲不振・悪心・嘔吐・脱毛・発疹など、ビタミンDでは食欲不振・頭痛・口渇などの他に血液中のカルシウム濃度が高くなり腎臓や血管などにカルシウムが沈着したりします。
ビタミンKでは下痢・悪心・嘔吐などがあります。ビタミンEだけは過剰症の心配はないとされていますが、その理由は今のところわかっていませ
ビタミンサプリメントは、がんや循環器疾患を予防するのではないかと期待をして、摂取している方も多くいます。しかし、疫学研究では、ビタミンサプリメントとがんや循環器疾患との関連については、予防するという研究もあれば、関連がないという研究や、リスクを上げると報告している研究もあり、結果が一貫していません。
サプリは手軽ですが、なるべく食品から栄養を接種しましょう。
レバ−:ビタミンA・B2・B12、
魚類:ビタミンB6・B12・D、
ブロッコリ−:ビタミンC・K、
豚肉:ビタミンB1
糖質制限
糖質の過剰摂取はビタミンCの効き目が悪くなります。
糖質を完全に避ける必要はありませんが、糖質過多になっている場合は、改善しましょう。
生活習慣の改善
免疫力を高める為には、身体を強くする必要があります。
早寝早起きをして、ストレスを遠ざけ、太陽を浴びてビタミンDを合成して、栄養を正しく取る。
まとめ
対処療法は一時的に頼るものであって、慢性的に頼ってしまっては人間に本来備わっている機能を弱くしてしまうことを自覚して、なるべく薬に頼らないようにしましょう。
メディアが垂れ流す健康法、企業が宣伝する過剰演出に騙されて良かれと思って健康を害すことがないよう、興味を持って調べて、自分の頭で考えてみましょう。
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