志村けん最期の違和感

正月、新型コロナのせいで帰省もできず、録画していた「ドリフ・バカ殿、志村友達大集合スペシャル」を見ていて、志村けんさんの最期について、もう忘れられているなと思い、今回のブログを綴るに至りました。

また、都知事は緊急事態宣言をしたがっていますが、前回の緊急事態宣言に突入した流れも振り返ります。

新型コロナの恐怖を一気に広げた影響力

志村けん死去の速報を見て物凄い衝撃を受けた事を鮮明に覚えています。

2020年の4月30日の出来事でした。

この時、私はカフェをやっていましたが、食材と消耗品の買い出し中、「志村けん」の名前を何度聞いたことか、とても沢山の方がそのニュースに衝撃を受け、アルコールなどの衛生用品の買い占めに走っていました。

この日を境に、新型コロナウイルスの恐怖は日本全国に広がりました。

志村けんさんは、2020年3月17日に倦怠感を覚え、自宅で静養していましたが、19日に発熱、呼吸困難の症状を訴え、20日に医師の判断で都内の病院に搬送、21日に人工呼吸器を装着する段階から意識はなく、20日の入院の際に検査をした結果が23日に陽性と判明し、24日人工心肺が必要との診断を受け、新宿の国立国際医療研究センター病院へ転院してECMOを装着、そして29日夜11時10分、お亡くなりになりました。

そして、死後24時間以内に家族との面会も果たせない状態で火葬されました。

なぜ、24時間以内に火葬されたか？

「墓地、埋葬等に関する法律（通称：墓埋法）」第3条「埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く他、死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行ってはならない」

通常は死後24時間以上経過しなければ火葬はできません。それは蘇生するかもしれない可能性が排除できないからで、そのために遺体安置室で葬儀の手続きを進める間安置するのです。

「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」第30条

「感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある死体の移動を制限し、または禁止することができる」「24時間以内に火葬し、又は埋葬することができる」

志村けんさんは、この「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」第30条によって家族との面会も果たせぬまま火葬されてしまいました。

遺体から感染するのか？

する訳ありません。

いくら、新型コロナが未知のウイルスだったとは言え、識者はどんなウイルスかしっかり理解していないとおかしい時期です。

呼吸も咳もしないご遺体から感染する訳がありません。

家族でさえも面会を制限するなんて絶対におかしいです。

医師や看護師、火葬場の職員は面会しているのに、こんなおかしな話はありません。

志村けんさんの基礎疾患

この情報は志村けんさんと麻布でよく会っていた私が親しくしている大社長から聞いた話ですが、志村けんさんは重度の糖尿病、もしくはそれに近い症状みたいだったとの事です。テレビでは気丈に振る舞っていますが歩くのも辛そうだったそうです。

優しい志村けんさん

志村けんさんは、新型コロナの影響で閑古鳥が鳴いている多くの飲食店から“ヘルプメール”が来ていて、コロナで経営が苦しい馴染みの店をはしごで回って、ハイペースでお金を落としていたそうです。

陽性判定に４日？

志村けんさんのコロナの検査はどのような方法で行われたかは公表されていません。しかし、20日に検査して23日に陽性判定とは少し時間がかかり過ぎではないでしょうか？

志村けんさんほどの影響力がある人の検査はもっと迅速に行われるはずです。

４月７日緊急事態宣言発出

志村さんの死後間も無くが緊急事態宣が発出されますが、民意を動かした決めては「志村けんさんの死」だったのではないでしょうか？

以後、岡江久美子さん、勝武士 幹士　力士が新型コロナの犠牲になっていますが、岡江さんは乳がんの闘病直後で、勝武士 幹士力士は糖尿病を患っていました。

そして、以降新型コロナウイルスが原因としてなくなった芸能人はいません。

（いても超高齢者ばかり）

ワタシが子供の頃から大好きだった志村けんさんが、政治やメディアによって多くの人を苦しめるキッカケ作りに利用されたのでは本当に許せません。

志村けんさんの功績を奪うような利用の仕方はやめるべきです。

必要以上に危機を煽って、廃業に追い込まれた多くの経営者、職を失なった多くのパート・アルバイト、収入が激減して未来の見えなくなったサービス業従事者

仕事を奪うなら補償が必要です。

それができないのなら、政治家が存在する意味がありません。

次の緊急事態宣言には何が利用されてしまうのでしょうか？