ユダヤ人の選民思想
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ユダヤ人というと、天才アインシュタインや、資本論のマルクス、ロスチャイルド家などの世界の大富豪などを思い浮かべると思います。 また、アンネの日記やシンドラーのリストなどで描かれた第二次世界大戦時のドイツによるユダヤ人の過 […]
ユダヤ人というと、天才アインシュタインや、資本論のマルクス、ロスチャイルド家などの世界の大富豪などを思い浮かべると思います。
また、アンネの日記やシンドラーのリストなどで描かれた第二次世界大戦時のドイツによるユダヤ人の過酷な迫害、組織的大量虐殺(ホロコースト)を思い浮かべるかも知れません。
何かと、陰謀論に出てきたり優秀であるが故に忌み嫌われることが多いユダヤ人
その原因を整理してご説明します。
なぜユダヤは迫害されたのか?
選民思想
ユダヤ人が信仰するユダヤ教は今から3000年以上も前に成立しました。
ユダヤ人のルーツは「アダム」や「ノア」の末裔で信仰の始祖と呼ばれた「アブラハム」の子孫に当たる「ヘブライ人」です。
ヘブライ人はエジプトで奴隷として虐げられていました。ある時、「モーセ」という神の声を聞いた「預言者」がヘブライ人をエジプトから脱出させるところからユダヤ教の物語は始まります。
数々の災いをくぐり抜け、ヘブライ人達を「約束の地 カナン」へと連れていくことに成功したモーセは神であるヤハウェから「十戒」を与えられ、様々な契約を結ぶことになります。
モーセの十戒
・あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない
・あなたは自分のために偶像を造ってはならない。
・あなたは、あなたの神、主の名をみだりに口にしてはならない。
・安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。
・あなたの父と母を敬え。
・殺してはならない。
・姦淫してはならない。
・盗んではならない。
・偽りの証言をしてはならない。
・あなたの隣人の家を欲してはならない。
(出エジプト記 20章3~17節)(抜粋)
こうしてヘブライ人達は神様であるヤハウェを信仰するようになりました。
これが、ユダヤ教とユダヤ人の始まりです。
自由の身となったユダヤ人はヤハウェを唯一の神としてお祭りし、イスラエル王国を作り上げました。
そしてしばらくは平和な生活を送りましたが、新バビロニア王国の侵略に合い、戦力で劣っていたユダヤの国はなすすべもなく敗北してしまい、新バビロニアの支配下になってしまい、またかつてのような虐げられる生活が始まってしまいました。
バビロン捕囚と呼ばれている捕虜生活の中では「ユダヤ教」の信仰は禁止されてしまいます。
しかし、神との契約を簡単に諦めるユダヤ人達ではありませんでした。
どんなに弾圧されようが、信仰をやめなかったことが自信となり、過酷な環境下であっても神ヤハウェとの契約を守り抜いた人にこそが救われる「強い信仰心を持つユダヤの民のみが救われる」という考えが深まって「ユダヤ人だけが神に愛されている」という選民思想が始まりました。
しかし、この選民思想は他の民族からは異様に映ります。
自分たちのことを特別視してるユダヤ人達はユダヤ以外の人から良い感情を持たれるはずもなく、その後も変わりゆく時の権力者に虐げられ、身を守るために故郷を捨てて世界に離散していきますが、ユダヤ人の「選民思想」はどこに行ってもウケが悪く、煙たがられてしまいます。
つづく
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