ユダヤのタルムード

Category: Blog, 人材育成, 真相追求, 自己啓発 , , , | Posted: Last Update:


タルムード タルムードは、ユダヤ教の口伝律法と学者たちの議論を書きとどめた議論集で、古代ヘブライ語で「学習」「研究」を意味します。 答えのない説話も多く、タルムードを読み、親と問答を繰り返すことで、「なぜなのか」「自分な […]

タルムード

タルムードは、ユダヤ教の口伝律法と学者たちの議論を書きとどめた議論集で、古代ヘブライ語で「学習」「研究」を意味します。

答えのない説話も多く、タルムードを読み、親と問答を繰り返すことで、「なぜなのか」「自分ならこうする」と、多面的な視野や、独自のアイデアを生み出していきます。

どんなことがあっても、ユダヤの教えを守り抜いたユダヤ人のアイデンティティーと言うのは素直にすごいとワタシは思います。

全てのユダヤ人が神を信じている訳ではない

ユダヤ人は全員が敬虔なユダヤ教徒かと言うと、実はそうでもありません。

あまりにルールが多く、現代を生きるには煩わし過ぎます。

そんな無宗教なユダヤ人でも、親から教わった『タルムード』だけは大切に受け継がれています。そのくらい秀逸な教えが詰まったタルムード、一例を挙げてみます。

最悪なことが最良なことだと信じなければならない

これひとつだけでも素晴らしすぎる教えです。

ワタシは特に波乱万丈に生きています。最悪なことは沢山経験してきました。

しかし、最悪を乗り越えた時、その最悪があったおかげだと思います

ワタシは最悪を乗り越える度に、強制的に成長させられましたし、その最悪に負けなかったのが、今の自分です。

最悪なことが起きている渦中に、そんな余裕をかます自信はまだありませんが、そう思えるように今後も起こりうる最悪なことと向き合っていくつもりです。

最も良い教師とは最も多くの失敗談を語れる教師である

大変な人生を生きている全ての人に勇気を与える言葉だと思います。

ワタシは余りに多い失敗談を持っているからこそ、机上の空論ではないコンサルティングができると自負しています。

なんせ、無一文のホームレスまで経験しましたからね・・・

舌の先に幸せがある

黙っていては幸せは逃げていくと考え、ユダヤ人は議論が大好きです。納得いくまでとことん議論します。異論を歓迎し討論も知恵の源泉だと考えます。思考停止を防ぐ為に疑問を持つことをとても大切にしています。

ワタシも議論が大好きで異論反論大歓迎な人間ですが、今の多くの日本人は思考停止してしまって、考えることに拒絶反応を示す人が沢山いるので、その度に辛い思いをしています。

陰謀論者扱いされたり、異端児扱いされ、マイノリティははじかれます。

しかし、思考停止してマジョリティに従うなんて真っ平御免です。

出会った全ての人から学べる者が、この世の中で一番賢い

 人を卑下したり、他人を認めない人は、出会う人々から何も学び取れず成長できません。どんなに揶揄される人物でも、必ず長所を持っています。出会った人全てから、良いところを全て盗めたら、最短最速で成長できます。

他人の短所については、逆に反面教師として自分を戒めることが大切です。

まとめ

挙げ出したらキリがありませんので、このくらいにしますが、世界の諺みたいなものを勉強してみると、日本の諺にも敏感になれます。

我々の祖先の経験則から見出された数々の金言は、現代を生きる我々の役にもきっと立つでしょう。

ユダヤについて深堀りし過ぎると、収集がつかなくなりますので、ユダヤシリーズはひとまず今回で終了します。

ブログ連続チャレンジも今回で127日です。実はユダヤ人に触れたことなど、今後のブログの布石になっていたりもするので、ぜひお時間ある時にお目通しいただければと存じます。

Share

Related Posts

Top