愛知県の医療ツーリズム推進
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大村知事の罪 愛知医療ツーリズム研究会が2016年5月23日に発足し、日本の医療を海外にアピールしようと推進されてきました。 現在、新型コロナウイルスの蔓延で現在は立ち消えになっていますが、大村知事は外国人の富裕層をター […]
大村知事の罪
愛知医療ツーリズム研究会が2016年5月23日に発足し、日本の医療を海外にアピールしようと推進されてきました。
現在、新型コロナウイルスの蔓延で現在は立ち消えになっていますが、大村知事は外国人の富裕層をターゲットとした臓器移植や高度医療を提供する医療ビジネスは儲かると踏んで、愛知医療ツーリズム研究会なるものを発足させました。
大村知事は厚生労働副大臣を勤めたことがあり、医療に関しては得意分野と言わんばかりに前のめりです。そして、医療ツーリズムはあたかも素晴らしい美談として語られますが、なんてことはありません。
彼がやっていることは金持ちの為の政治です。副大臣までやったのに大切なことがわかっていません。
医療は慈善事業でなくビジネス
医療は誰がなんと言おうがビジネスです。
しかし医療を金儲けの道具にしてはいけません。
病院経営は大変です。しかしだからこそ、金儲けに走りすぎてはいけません。
病院からしたら患者は「お客様」です。
「よくぞ、病気になってくださいました。いらっしゃいませ!」ってやつです。
健康志向で患者が減ってくると、「健康志向だからこそ、健康診断を!」と健康診断を促して、数値が少しでも「基準値」から外れた人を、一網打尽にします。
病院は意図的に患者さんを作り、薬漬けにして、リピーターにすることによって利益を上げます。
これが、さらに欲深くなり、もっと儲けてやろうとなると、医療のバランスが崩れて行きます。
医療ツーリズムとは
富裕層外国人をターゲットにして、日本の医療機関が利益追求を目的に治療や診断を行う「金儲け医療」のことを指します。
「ツーリズム(観光)」という言葉を使って、あたかも新たなビジネスチャンスが創出されたかのように喧伝されています。
医療ツーリズムがもたらす弊害
日本人庶民の為の病床数圧迫
病床数は国民皆保険制度を維持するため、法律によって各医療圏ごとに数が規定されています。
日本は緊縮財政を行って来たので、医療費を削減する為に、病床数を減らしてきました。
ただですら減ってしまっている、病床数
外国人医療ツーリズムの為の新たな病床は日本国民の為の既存病床を削減して確保されます。
と言うことは、金儲けの為に、外国人富裕層に病床を使うことで、日本国民の為の病床が奪われます。
病床数のみならず奪われる人材
金儲けの為に優秀なスタッフを高額な報酬で採用すると、優秀な医師や看護師さんは報酬の高い金儲け医療機関へと移って行ってしまいます。
そうなると、既存病院の人材は不足し日本国民の為の医療機能そのものが低下していきます。
外国人需要に頼ると
新型コロナウイルスが蔓延して、外国人の需要が激減しました。
これによって、苦しんでいる観光・娯楽業に携わる方は思い知ったと思いますが、戦争や疫病や災害が起こった時に、外国人は1番に日本から出ていきます。
このような有事に、外国の需要に頼っている商売は大打撃を受けてしまいます。
まとめ
医療ツーリズム、金儲け医療、大いに結構ですが、大前提として医療インフラは自国民の為のものです。素晴らしい国民皆保険がある日本ですが、医療を受けたい人が医療を受けれない状況に陥らないような仕組みをあらかじめ構築するのが政治の役割です。
現在、医療崩壊などと、騒いでいますが、緊縮財政をし倒した、政府の責任であり、先手を売って動かなかった政治家の責任で、人災です。
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