意見を180度転換した竹中平蔵氏
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2020年11月末のテレビ朝日の「朝まで生テレビ」で、もう20年政府の御意見番をしている竹中平蔵氏が衝撃的な発言をされましたので、シェアします。 竹中平蔵氏が打ち出す政策はどれもこれも国益を考えておらず、売国政策とも言え […]
2020年11月末のテレビ朝日の「朝まで生テレビ」で、もう20年政府の御意見番をしている竹中平蔵氏が衝撃的な発言をされましたので、シェアします。
竹中平蔵氏が打ち出す政策はどれもこれも国益を考えておらず、売国政策とも言える助言ばかりする御意見番でした。
不況に喘ぐ日本に「プライマリーバランス黒字化目標」を導入したのも「竹中平蔵氏」と言っても過言ではありません。
プライマリーバランス黒字化目標
総合目標1:我が国の財政状況が歴史的に見ても諸外国との比較においても、極めて厳しい状況に(財政) あることを踏まえ、社会保障・税一体改革を継続しつつ社会保障制度の持続可能性の確保に向けた基盤強化の取組を進めるとともに、2025 年度の国・地方を合わせたプライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字化を目指し、同時に債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指すとの財政健全化目標達成に向け、経済再生を図りながら、歳入・歳出両面に
https://www.mof.go.jp/about_mof/policy_evaluation/mof/fy2020/analysis/02bunseki02.pdf 財務省2総1 資料より 総合目標
おいて財政健全化に取り組む。
これは、コロナ禍が始まる直前に財務省が建てた馬鹿馬鹿しい目標です。
おバカな東京大学出のエリート
めちゃくちゃ頭が良いはずの財務官僚の皆様は、なぜか国の家計と個人の家計は一緒だと言います。
収入と支出のバランスを取らないといけない。
国の借金が嵩んで財政破綻してしまう。
国民一人あたり900万円の借金をしている計算になる。
と、ふざけた論理を展開します。
そして、このふざけた論理の先頭に竹中平蔵さんがいたのです。
国の借金ではなく政府の借金
まず、最初の嘘はその借金と言われているものは国の借金ではなく政府の借金です。そして、政府にお金を貸しているのは「国民」です。
国民一人当たり900万円の借金がある(誤)
国民は国に対して一人当たり900万円お金を貸している(正)
銀行預金は負債
貸借対照表(バランスシート)で資産と負債がどうなっているか見る事ができますが、銀行はお金を融資すると資産が増え、銀行預金を受けると負債が増えます。あなたが預けている銀行預金は銀行からしたら借りた金ですから。
政府の借金は必ず使われる
日本政府は社会保障や地方交付税・交付金、公共事業、文教・科学振興費、防衛費など支出をしていますが、その支出は巡りに巡って国民の財布に入ります。
と言うことは、政府が借金すればするほど国民にお金が廻り国民が豊になると言うことです。
税は国民のお金を取り上げる行為
財政支出を抑えて、収入を増やす為に課税を増やすと言うことは、国民にお金を廻さず、さらに国民のお金を取り上げる行為になるので、国民は貧しくなります。
2001年の小泉内閣の頃から「痛みを伴う構造改革」とか言って、この最悪のスパイラルをやり倒してきたのです。
意見を180度転換させた竹中平蔵氏
テレビで竹中氏「財政均衡論は間違いだったことが判った」
テレビで竹中氏「今年はまだ100兆円の国債を発行しても大丈夫!日銀が買いとってるんだから!」
視聴者廣野「えーーーーーーーー、いったい何があったの?」
「今まで、散々MMT論者とやりあっても考えを曲げなかったのに」
「でも、竹中平蔵氏は相当な影響力を持ってるから流れが変わるかも!」
いつもの竹中平蔵氏
竹中平蔵氏は必ず自分の私益に繋がる提言を出し、ルールを作って来ていました。その計画性や行動力は恐ろしいほどです。
むしろ、全て竹中平蔵氏の描いた通りに政策ができ、ルールが作られるので、これは背後にアメリカや国際金融資本がいるのではないかと推測できます。
その政策や作られたルールは日本を壊して行くモノばかりなので尚更です。
竹中氏が関与した政策のほとんどが、竹中氏本人の私益か、海外へ日本の資産が流出していくモノです。
目線は常に投資家目線、庶民のことは考えていません。
なので、いろんなところで、「売国奴」と言われてしまっています。
ワタシもそうだと思っています。
ベーシックインカムにまで言及する竹中平蔵氏
今までのプライマリーバランス黒字化目標に拘っていた竹中氏からすると、ベーシックインカムにまで言及するのは本当に驚きです。
「生活保護や年金も廃止」その代わり全国民に一律(所得制限あり)で給付する仕組みはどうか?と提言しています。
今後の予想
「国民皆保険廃止」を言い出すんじゃないかな〜
日本は「国民健康保険」があり、高額療養費制度があり、医療費負担が少なくても済むようにできていますので、民間の保険会社の医療保険に加入しない人もいます。
これが、もし国民皆保険が廃止されれば、「民間の保険会社は大喜び」します。
医療保険は絶対に入らなければ気が気でない状態が強制的に出来上がります。
竹中平蔵氏の思惑推測
財政均衡論が間違っていると言う事が流石に隠し切れなくなって来たので、なるべく速いタイミングで先手を打って来た。
次の私益の獲得方法が確立できた。
アメリカや国際金融資本に指示された。
日本が今、巨大な財政出動をすれば、またお金は株や債権などの金融商品に向い株価が更に最高値を更新させる事ができます。
利確を考える投資家が高値で売り逃げるには、金融商品への需要がとても大切です。
まとめ
菅総理のブレーンである竹中平蔵氏が意見を180度転換すると言うことは、良くも悪くも政策が大きく変わる可能性があると言うことです。
投資をしている人は、要チェックです!
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