規制緩和の闇(関西国際空港)

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規制とは船の隔壁に例える事ができます。 損傷によって浸水した場合や、積み荷が漏出した場合、隔壁があるとその被害を一部にとどめる事ができます。国家の事業においても、政府が規制をかけることによって、国家の運営を安定させています。これを自由化、民営化と言って規制を緩和しようとすることは、この隔壁を取り去ることと同じです。

真実をお届けするファイナンシャルプランナーの廣野です。

今回は、規制と規制緩和について、簡単に解説して、関空の実態について綴ります。

規制とは船の隔壁に例える事ができます。

損傷などによって浸水した場合や、積み荷の石油などが漏出した場合、隔壁があるので、その被害を一部にとどめる事ができます。

国家の事業においても、政府が規制をかけることによって、国家の運営を安定させようとするものです。

これを自由化、民営化と言って規制を緩和しようとすることは、この隔壁を取り去ることと同じです。

競争が起きると、資本力と言う暴力で市場を牛耳る人たちが出てきます。

その連中は、ビジネスをしていますので、市場が廃れれば撤退しますし、独占できていれば、価格を吊り上げます。

水道・電気・道路・鉄道・空港・種子・通信・保育サービス・介護サービスなどは、国民が生活する上で必要不可欠なもので、民営化しても問題ないものと、大変問題になるものがあります。

特に、民営化するべきでない事業を、自由化だからと言って外資が乗り出してきたらどうでしょう。

日本の国家の安全自体が揺らぎます。

さて、関西国際空港について説明します。

コンセッションという言葉をご存知ですか?

コンセッションとは、高速道路、空港、上下水道などの料金徴収を伴う公共施設などについて、施設の所有権を発注者である公的機関に残したまま、運営権を民間事業者に売却することを指します。

要は、本来公共サービスであるはずのものを、民間委託しちゃえということですね。

なぜ突然関空について話題に上げたかと言うと、また「彼」が関わっているからです。

関西国際空港は、2015年、11月10日に、【オリックス】と【フランス企業のヴァンシ・エアポート】等の企業30社で構成される「オリックス・ヴァンシエアポートコンソーシアム」が関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等の【優先交渉権者】に選定されました。その後、同年11月20日に基本協定書が締結されたのを受け、同年12月1日に設立。

当初はオリックスとヴァンシ・エアポートの二社が出資をするが、運営開始までに第三者増資割当により関西に拠点を置く企業等が新株発行と増資を行っていました。本社は大阪のオリックス本町ビルに所在していましたが、関西エアポートはオリックスグループには属していません???

【オリックス】といえば・・・

そうです、竹中平蔵氏です。彼がいるところに「利権」ありですね・・・

竹中平蔵さんは、2015年にオリックスの社外取締役に就任しています。

そして2016年に関空のコンセッションで「優先交渉権者」・・・・・

なぜ、デフレの日本で、公共事業に外資をいれる?

なぜ、外国人労働者を受け入れまくる?(派遣会社パソナも竹中平蔵氏)

外資を入れず、外国人労働者を入れなければ、即時日本の賃金は上昇します。

記憶に新しいですが、2018年9月、台風21号の高潮で関空が大規模冠水した時、運営会社【関西エアポート】は大混乱し、結局【国土交通省】が介入して事態は収束へと向かいました。

民間会社は当たり前ですが「利益優先」です。削ってはいけないコストを削ってしまったりしないでしょうか?

この様なインフラ事業は民営化しない方が良いですね。

そういえば、関空は水素インフラの設備を整えています。笑

水素を作るには石油の5倍のCO2(コスト)が発生するのにな〜・・・

なんだか、最近政治の闇ばかり暴いていますが、こう言うのを知らないと、まともな議論ができません。

民主的な選挙というものがありますが、「政治家の選び方」を多くの国民が知らないと思います。

無理やりですが、保険や金融商品も様々なものがありますが、「商品の選び方」を知っている人がどのくらいいるでしょうか?親身になってくれるちゃんとした知識のあるファイナンシャルプランナーを味方につけましょう。

保険に関するご相談は弊社HP、お問い合わせフォームよりhttps://clear-advance.jp/contact

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