牛乳の選び方
Category: Blog, 健康・栄養, 真相追求 パスチャライゼーション, 低温殺菌法, 成分無調整, 無添加, 牛乳, 超高温殺菌法 | Posted: Last Update:
前回のブログで、「牛乳は体に良いか?」と言う点について綴りました。 今回は牛乳の選び方についてご説明します。 牛乳が健康を害する液体になる理由 企業が金儲けをするためには、以下に省スペースで、以下にコストを減らし、以下に […]
前回のブログで、「牛乳は体に良いか?」と言う点について綴りました。
今回は牛乳の選び方についてご説明します。
牛乳が健康を害する液体になる理由
企業が金儲けをするためには、以下に省スペースで、以下にコストを減らし、以下に生産性を高めるか?と言うことを追求します。
食品であれば、賞味期限や消費期限を如何に長くするかで、ロスを減らすことができます。
そのためには手段を選ばないのが利益を追求する企業です。
高い倫理観では競争に勝つことが難しい為、「他の企業もみんなやっている」「国の基準値の範囲内だ」と手段を正当化します。
企業努力の恩恵
しかし、そういった企業努力が、安い製品を安定供給することを実現しています。日本の企業が本当の理想を貫いていい製品を作ったとすると、価格は高騰し消費期限も短くなります。
圧倒的多数の庶民は1リットル1000円の牛乳を普段使いできませんし、飲食店などもそんな高額な原材料は使えません。
それに、外国から、見た目が同じで大量生産された安い商品が沢山入ってきます。企業はそういう他国の市場への侵略とも戦っています。
なので、企業が生産性を上げるために、消費者が真実を知った時「えっ?」ってなることをやるのは、ある意味仕方がないことなのです。
本来は、政治が関税を掛けたりして調整するのですが、日本の政府は戦後アメリカなどのUnited Nations(国連と言う名の戦勝連合国)の言いなりになってきました。
日本人の健康に関わる現象面
戦後、日本人の平均寿命は約2倍に伸び、体の大きな日本人も多くなってきました。平均寿命の伸びは、衛生環境や栄養、医療の進歩、生き甲斐の変化など、様々な要因がありますが、病院のお世話になる人は増加の一途をたどっています
癌研の努力も虚しく、癌患者は増加の一途をたどっています。
一体何が原因なのか? 原因は追求されていませんが、ワタシが推定する理由は以下の5つ
がんを無理矢理早期発見する医療体制の影響
遺伝子組換え、ホルモン剤、添加物など、食品による影響
予防接種やワクチンなど、異物を体内に注射することによる影響
文明の進化に伴い、人間本来の免疫力などが弱まった。
現代社会のストレスによる影響
今回のテーマ「牛乳の選び方」はこの中の食品による影響に該当します。
乳牛の管理
牛乳を出す為の強制妊娠
牛は哺乳動物ですから、妊娠と出産をしないとお乳は出ません。お乳を出し続けるために、牛は産後2ヶ月程度で人工授精させられ、妊娠しながらお乳を絞られています。
身体に合わない飼料
草食動物の牛は本来、草などを食べていますが、牛舎で飼育されている牛は、高脂肪のお乳を大量に絞る為に、濃厚飼料とよばれるトウモロコシやダイズ、油粕、肉骨粉、鶏糞などの繊維の少ないタンパク質・脂肪の多い飼料を与えられています。
品種改良
日本の乳牛は品種改良が繰り返され、年間平均8200Kgの牛乳を搾り取られています。本来はその半分程度しかお乳を出さない動物です。
繋がれたままのストレス
日本では乳牛を広い牧場で放牧しているところはほとんどなく、牛舎は1頭づつに区切られた狭いコンクリートの上で、繋がれたまま一生を過ごします。
2014年の農林水産省主管の調査では、繋いだまま飼育している農家は全体の73%を占めていました。
抗生物質やホルモン剤
日本に置いては使用が制限されていますが、米国などでは認められていて、家畜は薬漬けにされます。
しかし、米国の消費者は、自国産の安価な牛肉に不信感を持っていて、安全で健康イメージのある有機牛肉や外国産のグラス・フェッド牛肉を好んで食べる傾向を強めているので、行き場を失った牛肉などは日本に輸出されています。
なんだか、書いてて乳牛がかわいそうになってきました。
牛乳の選び方
理想的な飼育をして生産された1リットル1000円もする牛乳は店頭には並びません。
なので、手軽に手に入れることができる牛乳でおすすめなのは、生乳100%使用、成分無調整の低温殺菌牛乳。
価格は1リットル300円程度です。
超高温殺菌法と低温殺菌法
「超高温殺菌法」。
120~150℃の高温で、1~3秒間という短時間で殺菌する方法です。
現在、日本国内でもっとも普及している殺菌方法で、約9割を占めています。
メリットは、高温かつ短時間で殺菌できるため、生産効率に優れていること。
一方、デメリットとして、有用な細菌や微生物を死滅させるとともに、自然な風味を損ない、タンパク質の熱変性を引き起こすとも言われています。
「低温殺菌法(パスチャライゼーション)」
低温で加熱殺菌するのが「パスチャライゼーション」です。
「63℃~68℃で30分間」、「75℃以上で15分間」、「72℃以上で15秒間」で加熱する方法です。
なるべく生乳の風味を損なわずに有用な菌は残すことができます。タンパク質が熱変性していないので、胃の中でしっかりと固まり、消化にやさしいという特徴があります。
まとめ
基本的にほとんどの日本人に牛乳は合いません。少しでも消化に優しくて美味しい牛乳はご紹介した通りです。
お腹をゴロゴロさせてまで飲むものではありませんので、あくまで、もし牛乳を選ぶならというブログでした。
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