ミャンマーと日本の関係性

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日本が作った商工システムの崩壊 今回のミャンマーの軍事クーデターは日本の商工システムが破壊させたと言われているのですが、一般の人には一体何がどう繋がっているのかわからないと思いますので、順を追って説明します。 商工省と偉 […]

日本が作った商工システムの崩壊

今回のミャンマーの軍事クーデターは日本の商工システムが破壊させたと言われているのですが、一般の人には一体何がどう繋がっているのかわからないと思いますので、順を追って説明します。

商工省と偉大な男

経済産業省の前身は通産相、さらにその前身は商工省と呼ばれていました。

その組織の官僚のトップだった男は、1931年の満州事変を経て1932年に建国された満州国の満洲国国務院実業部総務司長に就任して1936年に渡満。1937年には産業部次長、1939年には総務庁次長に就任。満州経営に辣腕を振るい、満洲の商工の発展に尽力しました満洲国の商工システムを作りあげた偉大な男です。

その男の名は「岸 信介」 1941年に東條内閣に商工大臣として入閣し、彼は大東亜戦争の物資動員の全てを扱いました。後に総理大臣にもなりますが、昭和の妖怪とも呼ばれる「岸 信介」は安倍 晋三元総理の偉大なおじいちゃんです。

岸 信介の資金源

満洲国時代、岸はどこからともなく政治資金を調達するようになったようです。

その後、満州から去る際に「政治資金は濾過機を通ったきれいなものを受け取らなければいけない。問題が起こったときは、その濾過機が事件となるのであって、受け取った政治家はきれいな水を飲んでいるのだから関わり合いにならない。政治資金で汚職問題を起こすのは濾過が不十分だからです」という言葉を残しています。

隠されている日本の一大産業

満洲国は1,191,000km²の面積がある広大な国です。日本の面積は377,900 km²

その広大な土地では様々なものが産出されましたが、最大の貿易品は「アヘン」でした。

日本は戦前、アヘン帝国(俗称)と呼ばれ1937年のアヘン生産量は実に全世界の90%を日本が占めていました。

多くの日本人はその事実を知りませんが、元々の日本はアヘンや大麻などの生産がとても盛んでした。

大麻やアヘンの真実

現在は欧米諸国の圧力により規制され、「だめ!ゼッタイ」なんて言われていますが、大麻は縄文・弥生時代の頃から日本人の生活に欠かせない植物でした。

日本では麻薬のような嗜好品として使用していたわけではありません。

私たちの祖先は大麻の実を食用にしたり、大麻の繊維で布を織って衣服を作ったりしていました。大麻の繊維はさまざまな場で活躍してきた歴史があります。

アヘンは痛み止めなどの薬として使われ、現代科学でも、アヘンは世界最高の万能薬になるかも知れないと言われています。

しかし、現在世界でアヘンの生産が許可されている国は4カ国しかありません。

それは、日本、北朝鮮、中国、インドの4カ国です。

少し世の中の裏が垣間見れますね。

面田 紋次(おもた もんじ)という男

「ビルマ(ミャンマーの前身)建国の父」として死後も敬愛されていて、日本のメディアでは「アウン・サン将軍」と呼ばれるこの男。ビルマを漢字で書くと緬甸⇨面田

彼は、ビルマ人ですが、大日本帝国陸軍の「南機関」に育てられたエージェントで、いわゆる日本のスパイ(工作員)だと言われています。

面田 紋次はビルマの同士と日本軍と共闘し、ビルマ建国を成し遂げます。

建国の父と行っても28歳の若きリーダー、坂本龍馬の活躍のように背後に巨大なフィクサーがいることは安易に想像ができます。

32歳と言う若さで面田 紋次は暗殺されてしまいますが、2男2女をもうけています。その長女こそが「アウンサンスーチー」です。

アウンサンスーチー氏と麻薬の巨大シンジゲート

前回のブログで、ケシの世界最大の産地である黄金の三角地帯に触れましたが、その中核はミャンマーです。

そして、現在は、ケシのみならず、メタンフェタミン(覚醒剤)の世界最大の生産地にもなっています。

もちろん、鬱病など精神病の治療薬としても使われるメタンフェタミンですが、生産地を限定し、取扱を規制して取締れば、希少性が高まり、高値で取引することができます。

これ、理解できますでしょうか?

法律で規制したり、警察が取り締まれば取り締まるほど、こういったモノの希少性が高まり、巨額のお金が動くのです。さて、法や警察はどちらの味方なのでしょうか?  世の中は巧妙に仕組まれています。

そして、ミャンマーの政治を支配しているのは事実上アウンサンスーチーなので、麻薬の巨大シンジゲートとアウンサンスーチー氏は確実に繋がっていると言うことです。

ノーベル平和賞っていったいなんなのでしょうか?

ジェノサイド指示者と爆弾魔

まとめ

今回のミャンマーの軍事クーデターで、平和の象徴的な皮を被った事実上の独裁者が降ろされ、政治が正常化すれば、日本がビルマに残した商工システムに、終止符が打たれるかも知れません。

しかし、あまりに巨大な利権者が背後にいるので、今後不自然な動きを見せて、元の木阿弥になるかも知れません。

ヒーローの顔をした悪魔は沢山います。悪魔扱いされているヒーローも特に日本には沢山います。

歴史を多角的に勉強しないとなかなか真実は見えてきません。めんどくさいから知らなくても良いと考えるのも自由ですが、色々な人の生き様を知ることで、自分の可能性を開くこともあるかと思います。

人類は愚かなので、歴史は繰り返しますが、一人一人が自己と向き合って失敗を繰り返さないことは可能だとワタシは思います。

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