躾と職場教育

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今回は躾と職場教育について綴ります。弊社では悩める中間管理職のお悩み相談サービスも提供しております。「そんなこと思いつきもしませんでした!」「肩の荷がおりましたー」と好評をいただいているサービスです。

今回は、しつけと職場教育について綴ります。

上司と部下

今も昔も、仕事のできない上司は、「最近の若い奴は」って若い人を「どうしようもない奴ら」と偏見の目で見る傾向にあります。

最近の奴らはダメだ」と、自分の管理能力が足りないことを他人のせいにするのです。

こう言う上司は好かれません。

親子関係

最近では、我が子が言うことを聞かなかったり、落ち着きが無かったりすると、精神科に連れて行きADHD(注意欠如・多動症)と診断させ、子供のせいにする親も出てきました。

診断する精神科医も精神科医ですが、子供は落ち着きがなく、言うことを聞かないものです。若干の個体差はその子供の個性であって、障害ではありません。

どのように教育するかは「親次第」なのです。

躾(しつけ)

意味 礼儀・作法を教え込むこと 

躾とは、日本で生まれた漢字で、身を美しくすると書いて「躾(しつけ)」とよみます。これぞ、日本の素晴らしい文化で、素晴らしい国民性を作るものですが、欧米かぶれした人たちは、時代遅れとみなす人も多くいます。

躾とは、教育することですが、生活全般の根源的な事柄にまつわる部分を教えていく行為を指します。特に言葉が理解出来ない幼児の教育に関しては、様々な態度で接することで「やって良いこと=誉められる」「やってはいけないこと=罰せられる」の区別をつけさせます。

伝統的なしつけの手法には、体罰を含むこともあるため、近年ではその体罰をもって「児童虐待ではないか?」とする問題提起がなされています。

限度がわからない人は一定数いるからです。

しつけの中には体罰によらない方法もあり、きちんとできたら誉めるなどして、行動をより積極的に行わせるようにする方法や、罰するにしても、口頭で叱るという方法があります。

現代の社会人

こんなこと教える必要ある?」ってことができない人がたくさんいます。

例えば、遅刻をしないように早めに目的地に着くことや、しっかりと挨拶をすること、相手の目を見て話をすること、失敗したらちゃんと謝ること。

こう言う、日本人の大人であれば当たり前にこなしたいことができない大人がとてもたくさんいます。

これは、今まで教育されてこなかったのか、だらしなくなったのかはわかりませんが、もし組織の一員であれば周りの人に迷惑が掛かりますので、改善する必要があります。

かと言って、自分でどうにかしようとできる人は、最初からちゃんとやりますので、自分でどうにかしようと思わない人が「当たり前にできない人」と言うことになります。

基本的なことができない部下を持ったら

まず、最初にその基本的なことができない部下の所属する組織長(店長・課長・主任・社長など)が、その組織での基準を明確に示し、これに違反した場合は、厳しく評価する旨を伝えます。

その上で、きっちり指導します。

部下の責任は「組織長」の責任

構成員1人の印象は組織全体の印象になりかねないので、全体をしっかりと管理する責任が組織長にはあります。少しでも規律が緩むとどんどん組織は腐ってしまうので、小さな怠慢の芽を摘む必要があります。

かと言って、突然ぶん殴ったら大問題です。暴力はいけません。

その為には、されたら嫌なこと「罰を与えるのです」

ほとんどの人が、「叱られたくない」と思っていますので、「叱ればいい」だけです。何度も何度も何度も。

本人ができるようになるまで、根気よく叱り続けるしかありません。

そもそも、基本的なことをいつまでもできない人を組織に置いておくのはワタシは反対ですが・・・

叱り方の工夫

廣野が推奨する叱り方は、全員叱る方法です。

自分の失敗で他の人まで叱られるのは「めっちゃ嫌」な「罰」です。

組織長は常に全てを把握仕切れないので、全体を巻き込むと効率が良いです。

部下のモラハラ

最近、遅刻してくる部下を叱ったら、その部下が「上司からパワハラ」を受けていると本部に苦情を言われた。なんてことがあちこちで起きています。

ワタシもよく相談を受けるのですが、ここでたちが悪いのは、本部のスタッフの対応です。指導をした上司を罰するなんてことが起きているのです。

廣野がそんなことをもしされたら、即座にその組織を辞めますが、、

部下を指導したら、パワハラで訴えられ、部下の言い分が通ってしまう。

こんな組織は、そのうち沈没します。

どこからどうみても悪いのは部下です

社会人として当たり前にできないといけないことできないことが正義にはなってはいけません。

もし、この上司を罰するのであれば、その部下を初期教育した教育部が全員処罰されるべきです。

叱られたことを「パワハラだ!」と切り返すのは上司に対する部下のモラハラです。

中間管理職が自分の身を守る為に

仕事ができない上司と部下に挟まれた中間管理職の方を本当に気の毒に思います。

しかし、対処法はあります。

発想の転換次第で、自分の思い通りの職場が創れます。

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弊社ではそんな中間管理職の皆様が現状を打破する方法を一緒に考えます。

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