ユダヤ人を迫害する白人至上主義とユダヤのルーツと諸悪の根源

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西欧の白人至上主義 19世紀の西欧では、政治的な平等や自由の思想が広まり、ユダヤ人も法の下ではほぼ平等になります。 しかし、この頃には新たな反ユダヤ主義が現れてきました。 アフリカやアジアに植民地を作りたがっていた、ヨー […]

西欧の白人至上主義

19世紀の西欧では、政治的な平等や自由の思想が広まり、ユダヤ人も法の下ではほぼ平等になります。

しかし、この頃には新たな反ユダヤ主義が現れてきました。

アフリカやアジアに植民地を作りたがっていた、ヨーロッパの指導者達は「白人は他の人種よりも優れていて、能力の低い劣っている人種や文明化が遅れている猿のような人間を我々が導くべきである」と本気で思っていました。

そして、白人達はこの理屈をユダヤ人にも当てはめました。

ユダヤ人のルーツは有色人種の「セム族」なので、たとえユダヤ人が考えを改めてキリスト教に改宗を行ったとしても、彼らの人種が変わるわけでもなく、有色人種の血が混じったユダヤ人達はどんなことをしたとしても、「劣った人種」であることには変わりがないという人種差別です。

本当にくだらない差別です。

本来、イエス・キリストはセム族のユダヤ人なのに、イエスの肖像画は白人調にイメージを改ざんされているので、ほとんどの白人は自分の信仰するイエス様と同じ人種を差別してしまっています。もしかしたら、いまだにイエスは白人だと勘違いしている人もいるかもしれないので、イエスの本当の顔のイメージをご紹介しておきます。

本当のイエス・キリストの容姿は、広い顔と薄茶色の瞳を持った容姿。短い巻き毛に髭を生やした浅黒い見た目。身長は約150センチほどだったとみられている。最新フォレンジック技術での再現

白人至上主義において、ハッキリと肌の色や、容姿が違うアフリカ系の黒人や、ネイティブアメリカン、アジア人は「猿扱いでした」(日本人=黄色い猿)

しかし、ヨーロッパのユダヤ人達の見た目はほぼ白人なので、猿扱いとまでは行きませんが、白人社会の中で生活していた分、より白人達のリアルな差別の対象になってしまっていました。

アシュケナージ系とスファラディ系のユダヤ人

アシュケナージ系ユダヤ人とは

ドイツ語圏内や東欧出身の「白人系」ユダヤ人

アシュケナージ=ヘブライ語で「ドイツ」を意味します。

スファラディ系ユダヤ人とは

地中海やアラブ圏にいる「オリエンタル系」ユダヤ人

「スファラディム」とは、ヘブライ語で「スペイン」を意味します。本来はイベリア半島のユダヤ人共同体のことを指し、アジア・アフリカ系は東洋系(オリエンタル)という

スファラディ系ユダヤ人

6世紀から12世紀にかけて現在のウクライナの辺り一帯はトルコ系遊民族中心の「ハザール」という国がありました。

7世紀にイスラム教が誕生してアラブ勢がハザールの南方から勢力を伸ばしてきました。ハザールの西側にはキリスト教を国教とする東ローマ帝国があり、ハザールは世界の2大勢力に挟まれてしまいます。

ハザール王の決断

9世紀初頭、ハザールを治めていた王は国家をあげてユダヤ教に改宗するという政治決断をしました。

ハザールがキリスト教とイスラム教のどちらの味方についたとしても戦火に巻き込まれることは必至なので、両宗教の母体であるユダヤ教に改宗をすれば、ハザールが「中立」を保てると考えたからです。

こうして、世界史史上類を見ない、イスラエル以外のユダヤ教国家が誕生しました。

ハザールに集結したユダヤ人

ハザールがユダヤ教を選択するには、ユダヤ教の教育者がいなければ、そもそも改宗などなし得ません。なので、ハザールには多くのユダヤ人が流れ着いていたことが推測できます。

そして、ユダヤ教国家が誕生したという噂を聞いた世界に散らばっていたユダヤ人もハザールに集まってきました。

また国家を失うユダヤ人

ハザール・カガン国は、10世紀に入ると衰退し始め、ルス人(後のロシア)やモンゴル勢力によってユダヤ教徒となっていたハザールの民達は、各地に離散していきます。

この時ヨーロッパへ向かい白人と混血しながら生き残ったハザールの末裔こそが、「アシュケナージ系ユダヤ人」なのでしょうか?

しかし、遺伝子や言語体系を調べてみても「アシュケナージ系ユダヤ人」がハザールの末裔であるという証拠は出てきていません。

どのようにユダヤの祖先が繋がっているかはミステリーですが、各地を転々として生き抜いたユダヤ人は、各地で混血を繰り返していますので、誰にユダヤの血が流れているかなんて厳密にわかりません。

現代のユダヤ人の定義とは

ユダヤ人の母から産まれた者」や「本人がユダヤ教徒である者

ユダヤのアイデンティティーを継承する者たちのことを、ユダヤ人と定義できるのではないでしょうか。

シオニズム

全世界に離散していったユダヤ人達が、もう一度「約束の地 カナン」に戻って自分達の国を創るという、ユダヤ人の夢のことを「シオニズム」と言います。

アラブ側による「ハザール出身の偽ユダヤ人説」

シオニズムに対するアンチテーゼとして、アラブ側は、「あいつらは元々はハザール人なんだから、エルサレムの地に帰るってのはおかしいんじゃないか?」という主張があります。

パレスチナ問題の元凶イギリス

第一次世界大戦中、イギリスは2枚ならぬ3枚舌外交を行いました。

本当に信用ならない奴らです。どこが紳士の国なんでしょうか?

バルフォア宣言

イギリスは戦争資金を調達するためユダヤ人コミュニティに協力を仰ぎ、「パレスチナにユダヤ国家建設を支持する」と表明した書簡を送りました。

フセイン・マクマホン協定

オスマン帝国からの独立をめざすアラブ民族主義をも利用すべく、メッカの太守フセインに対してイギリスへの協力の代わりに「アラブの独立支持を約束する」という書簡も送ります。

サイクス・ピコ協定

同盟国であるフランスとは、戦争終結後は分割するという協定を秘密裏に結びます。

戦争終結と英仏同盟国側の勝利により、イギリスはパレスチナとヨルダンを、フランスはレバノンとシリアを委任統治することになりました。

イギリスがアラブとユダヤ双方に対し相反する約束をしたことが、二つの民族主義の衝突の芽となっています。

いかがでしたでしょうか?

だいぶ端折りましたが、ユダヤ人への理解が少し深まったのではないでしょうか?歴史をしれば知るほど現在起きていることとの繋がりが見えてきます。

最後に、私がユダヤ人だったら

私は日本人で日本人の精神を持っていますので、決してそうは思いませんが、もし私がユダヤ人だったらこう思うでしょう。

低能で劣っている人間はしっかりと管理しないと自滅してしまう愚かな生き物だ。扇動されて洗脳されて、善悪の区別もつかなくなる愚か者ばかり。

そんな奴らは、存在していても害悪でしかない。利用できるだけ利用しよう。

特に、白人どもは絶対に許さないし、白人の言うことを信用することは絶対にしない。

有色人種として白人に立ち向かった日本人の文化。あれは、我々の文化に近い、優秀な人間が多いのも納得だ

しかし、敗戦国となって、白人に文化をめちゃくちゃにされたせいで、今の日本人は白人を崇拝しているばかりか、我々ユダヤ人を陰謀論を展開する悪人だと思ってやがる。

目を覚ませ、日本人よ

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