現実を冷静に受け止め、利用するの賢い対策

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これまで、日本の経済の状況について簡単に説明して来ました。 まずは現在の状況をおさらいしてみましょう。 事実を冷静に受け止め、利用することが、対策になります。

これまで、日本の経済の状況について簡単に説明して来ました。

まずは現在の状況をおさらいしてみましょう。
事実を冷静に受け止め、利用することが、対策になります。

現在、日本の政策金利は過去最低になっており、金融機関の金利は超低金利。

日本経済を復活させるために、政府はインフレを起こしたい。
日本国債は全て円建てなので、通貨自体はいくらでも発行できる。

日本国外からすると、無尽蔵な国債発行を続けていくと、円に対する信用がなくなり、
日本円の価値が下がる可能性があるが、それは円安になるということなので、日本経済にはプラス。
世界に誇れる技術を持っている日本は、途上国のようなインフレにはならない。

健全なインフレとは、国民一人一人がとても金銭的余裕がある状況でスタートする。

少子高齢化はデフレが続く限り続きます。

しかしそれは、少ない若者で多くの高齢者の面倒を見るというとても大きな需要ができるということなのに、うまく活かせていないということは、現在の政策では、たとえ相続税などを100%にして、国民からお金を巻き上げても、上手に再分配できない状況にあるということ。

今後はAI(人工知能)の発達により、ますます生産性が上がる。

生産性が上昇するということは、供給力が勝手に増えることを意味します。 需要が変わらなければ、デフレになります。

挙げだしたらキリがありませんが、今後AIが人類に与える生産性も含めた供給力を上回る需要を
インフレになるまで戦略的に政府が作らないといけないのです。

しかし政府が大きな支出をすると、無駄遣いするな!という政治家が出てきます。

でも、この政治家は、国民が選んで支持しているんです。

国民が政府の借金は、国民の資産になるという正しい知識を持って選挙に臨まないと、今のような足の引っ張り合いをする政治家だらけになってしまうのです。

壮大ですが、一番しないといけない対策は、国民一人一人が正しい知識を持ちましょう。ってことになります。

日本を健全な国として保つにはインフレさせるしかないので、
日本の財政は良くも悪くもインフレする可能性を秘めています。

インフレすると、金利が上昇します。

金利には固定金利と変動金利があります。

固定金利は契約時に設定した金利が変わらないもののことです。 債券の価値が固定されている状態

変動金利は契約時以降、経済の状況に影響され金利が変動するものです。 債券の価値が変動する状態。

次回は、固定金利と変動金利の使い分け方について、ご説明します。

次回に続く

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