グレートリセット

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これまで、例年ダボス会議が行われてきた時期となる2021年1月25~29日の期間「ダボスウィーク」がオンラインで開催され、2021年のテーマであるグレートリセットについて、明らかになってきました。 世界経済フォーラム(W […]

これまで、例年ダボス会議が行われてきた時期となる2021年1月25~29日の期間「ダボスウィーク」がオンラインで開催され、2021年のテーマであるグレートリセットについて、明らかになってきました。

世界経済フォーラム(WEF)は12月7日、2021年の年次特別総会をシンガポールで5月13~16日に開催することが発表されています。

従来のダボスでの年次総会は2022年からを予定しています。

ダボスウィークで設定されたアジェンダは、

  • 1月25日:結束し、持続可能で、レジリエントな経済システムの設計
  • 1月26日:責任ある産業革命と成長
  • 1月27日:地球公共財のスチュワードシップ強化
  • 1月28日:第4次産業革命のテクノロジー活用
  • 1月29日:地球・地域協力の進化

日本の菅義偉総理は29日のアジェンダに参加しました。

通称「ダボス会議」とは

一般的な説明

世界経済フォーラム(WEF)は、経済、政治、学究、その他の社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界、地域、産業の課題を形成し、世界情勢の改善に取り組むことを目的とした国際機関。1971年に経済学者クラウス・シュワブにより設立された。スイスのコロニーに本部を置き、同国の非営利財団の形態を有しています。

スイスのダボスで開催される年次総会、通称「ダボス会議」が特によく知られており、約2,500名の選ばれた知識人やジャーナリスト、多国籍企業経営者や国際的な政治指導者などのトップリーダーが一堂に会し、健康や環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっている。

会議だけではなく、同機関はさまざまな研究報告書を発表したり、メンバーたちが各業界に関連したイニシアティブに関わるなどの活動を行っている。

廣野解説

なんてことない、元々世界を支配していた財閥や、国際金融資本とその仲間たちによる主権を後発の国に脅かされないようにするための仕掛けを共有する会議です。

世界人類の平和と幸福を願うふりをして、世界を支配するのが「国際機関」です。

ここで発表された指針は各国に対する命令とも言えます。各国の首脳は自国に戻り指針に沿って政治を執行するので、指針通りに世界は動いて行きます。

人類の未来を決める会議と行っても過言ではないでしょう。

フランスのマクロン大統領の主張

「資本主義はもはや機能せず貧富の格差を生んでいる」

マクロン氏は「グレートリセット」の建築家で、WEFの創設者兼会長であるクラウスシュワブ氏との質疑応答の前に登場し、資本主義は歴史的に世界の貧困を押し下げてきたが、不平等を助長するコストが伴うと主張しました。

これが意味するところは、今後は資本主義でなく、社会主義や共産主義の世界に舵を取ろうと宣言したようなものだと思います。

1月30日池上彰さんのプロパカンダ

池上彰さんの番組は、とてもわかりやすく経済や社会のことを説明してくれるので、録画して見ているのですが、最近は間違い探しと化しています。」

今回は、偶然かもしれませんが、資本主義を否定したダボス会議の直後に、中国共産党のプロバガンダ的な番組がやっていて驚きました。

池上彰さんは中立を保っていますが、番組を見ている視聴者は、共産主義って実は凄いんじゃない?思いかねない内容でした。

ダボス会議の論調とグレートリセットの定義

基本的に、コロナを契機として、社会は変わらないといけないと定義しています。

1、環境への取り組み(グリーンニューディール)

2、デジタル技術改革

3、貧富の格差の是正(資本主義の否定・改革)

これらは、一見見栄えが良い言葉を並べ合理的かつまともなことを行っているように見えますが国際機関が言う綺麗事には注意が必要です。

社会のルールを変えることによって、従来の企業を潰し、新しい利権を作ろうとしています。

新しい生活様式の弊害

ウイルスが怖いというオンライン化の流れで人々の触れ合いや助け合いと言う共同体と言う価値観や国家を思う気持ちが薄れていきます。

今、進行中の移民政策にも気づけない状況が続いています。

資本主義に疑問を持たせ、社会主義、共産主義思想を芽生えさせるには、コロナ禍は良い影響を与えています。

むしろ、SDGsに最も貢献したのはコロナウイルスではないでしょうか?

ロックステップ

2010年にロックフェラー財団から発表された「未来の技術と国際的発展に関するシナリオと言うものがありますが、そこでは、パンデミックを契機とし国民は自粛を余儀なくされ、国は国民を監視し超監視社会になり、それが全体主義に向かうと予言されています。

今、世界でいわゆる陰謀論と言われているものは、妄想でもなんでもなく、本当の陰謀なのかもしれません。

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