「当たり前」なんてない

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「当たり前」ってなんでしょうか?それが当たり前になるように努力した先人がいることを忘れてはなりません。世代間には「当たり前」の基準の齟齬があります。そもそも当たり前なことなどありませんが、俗にいう「当たり前」ってなんなのでしょうか?

いつも、世の中の裏を暴いたり、現実を直視してばかりいますので、今回は自己啓発系の発信をしてみます。

当たり前なことなんて、何もない。

ワタシたちは、当たり前のことに簡単に慣れてしまいます。しかし、当たり前なことなんて何もないことを忘れてはいけません。

ご先祖様から両親まで、一人でもかけたらワタシ達は存在しません。ご先祖様に感謝をしましょう!

日本という国に生まれたこと、今の時代に生まれたこと、手を差し伸べてくれる誰かがいること、五体満足であること。いろいろな障害があったとしても、今、生きているということ。

ワタシたちの住む日本は、とても安全でインフラも整備され、社会保障も整えられ、食べ物も豊富にあり(しかも美味くて安い)、国民の権利が守られている素晴らしい国です。

世界では、未だに8億2000万人もの人が飢餓で苦しんでいます。

我々にとって、現在の恵まれた環境は当たり前に感じるかも知れませんが、本当は幸運に恵まれていて、とてもありがたいことだと感謝しなければなりません。

不平不満

不平不満は自分の環境に感謝できていないから出ます。当たり前だと思うから、感謝できません。当たり前だと思うから、興味が持てません。当たり前だと思うから、気づけません。当たり前だと思う人は謙虚じゃないのです。

自分の能力にあぐらをかく

いくら、能力があったとしても、使う場所がなければなんの意味もありません。

需要があるから、供給することができるのです。

需要に感謝しましょう。

最近の若者は、終身雇用など求めませんが、一つの仕事に定着できない理由は、まさにそこにあります。

会社に仕事を与えてもらって当たり前、給料はもらって当たり前、上司に指導されるとムカつく、謙虚じゃないから「働いてやっている」と思います。

管理者も、部下は上司のいうことを聞くのが当たり前、辛くても辛抱して頑張るのが当たり前。今時の子は辞めるものだから、定着しなくても仕方がない。

この教育方法で分かって当たり前・・気合いと根性当たり前・・背中を見て育つのが当たり前・・

「自分たちは、こうやって育てられたんだ!」と後輩がついてこない先輩は言いますが、時代が違います。 何もかも揃っている世界で育っている世代の甘ったれぶりを理解するのは難しいことです。

そして、何もかも揃っている世代は、切羽詰まってないですから、物事を冷静に見ます。未熟な癖に、上司に厳しくなっています。

そんな世代に、管理者は「なぜ!?」と思いますが、それは、自分が正しいと思い込んでいるからで、先輩の癖に後輩に合わせることができないのです。

管理者(先輩)は偉いのか?

いいえ偉くありません。ただ、新人より経験があるだけです。新人の方が斬新な考えや時代の流れにあった考えを持っているかもしれません。

部下は上司の言いなりになるものだ!なんて考えがあるのなら永遠に平行線を辿るでしょう。

部下は、上司を頭のかたいヤバイ奴だと思っています。

それぞれの当たり前だと思ってる基準が完全にズレています。

愛社精神を育てるなんて、夢のまたその夢。

では、どうしたら良いのか?

魅力的でやりがいがある組織を作ればいいのです。

魅力的でやりがいのある組織とは?

ボランティアで精力的に活動する人、無給でなぜ、そこまで頑張れるのでしょうか?

それは、そこに、使命感と責任感があり、やりがいと達成感を得られるからです。

使命感と責任感を育てるにはどうしたら良いか?

初期教育と、チームビルディングによる連帯感で使命感と責任感を育めます。

最初が肝心。変化できない人・ついてこれない人は、その人の為に退場してもらいましょう。というか、勝手に退場して行きます。

やりがいと達成感を与えるにはどうしたら良いか?

しっかりとした初期教育で、自分自身の考え方、行動指針などを教育して、チーム(組織)の中で自分のポジションの使命と責任を果たさせれば、やりがいと達成感を感じさせることができます。

そんなに難しいことではないのです。

一番大切なことは

目標を設定したり、仕事を依頼(指示)する場合は、必ずその目標の達成具合や、依頼した仕事に対して評価をすることです。

それは100%でなければなりません。

良いところは良い!としっかり評価しましょう。

悪いところは悪い!としっかり評価しましょう。

自分の行動、頑張りに対して正当な評価をしてくる人を人は尊敬します

部下を一人の人間として尊敬し、仕事を任せたからには、評価をする。

仕事の依頼と評価はワンセット

任せたからには、責任を負う。

任せたからには自分がやったと同じ

依頼してくれた人の為に頑張るか、適当にやるかは、依頼者次第。

尊敬は返ってくるのです。


なーんて、偉そうに綴ってしまいました。失礼しました。

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