フィデューシャリー・デューティー

Category: Blog, 資産運用 | Posted: Last Update:


Fiduciary duty 直訳は「受託者の忠実義務」信認を受けた者が履行すべき義務のことをいいます。 「fiduciary(フィデューシャリー):受託者」「duty(デューティー):責任」 最近、この言葉を良く耳にします。 受託者の責任・・・・投資の現場でのエピソード

Fiduciary duty 直訳は「受託者の忠実義務」信認を受けた者が履行すべき義務のことをいいます。
「fiduciary(フィデューシャリー):受託者」「duty(デューティー):責任」

最近、この言葉を良く耳にします。

受託者の責任・・・・投資の現場でのエピソード

ある日、証券会社の営業電話を受けて、証券会社の潜入調査をした時の話です。
テルアポ担当は有名大学卒の優秀な女の子。

私が、訪問すると、「私はまだ新人なので・・・」と、課長のおじさんが一緒に出てきました。

課長は、開口するやいなや、「今、とてもいい時期でして、ぜひ優良な銘柄をご紹介したい」「締切間近なのですが、とても良い商品があるのです」
私は、口座も開設していなく、信頼関係も築いていないのに突然営業が始まり、新鮮な気持ちになりました・・・笑
一通り、おすすめが終わった後に、私はその提案のツッコミ所をいくつか質問しました。(私は最初にFP事務所の経営者ですとお伝えしてあります)

おじさま、滝汗です。 (どうやら、提案がおかしいと論破してしまった様です・・・)

「そんなのは良いですから、ぶっちゃけの話をしてください。」と、こちらが誘導すると、今まで話していた話が覆りました・・・

そして、「なんたら曲線」やら「なんたら指数」と小難しげな言葉を並べて、説明したのち、お好みの銘柄があればご用意いたします・・・・

こんな奴に、任せられるか!!!・・・・

かなりの大手金融機関です。年収もかなりもらっているのでしょう。

隣で、プレゼンを聴いている新卒の子も、微妙な表情・・でも、そのうち染まるのかな・・・?

全てがそうではないと思いますが、こうやって、金融の知識が薄い人にめちゃくちゃなものを売りつけているんだな〜・・と、本気でがっかりしました。
情報収集で行ったつもりが、教えて帰ってくる結果に・・・

お客様は、メディアの発信する大手資本に都合の良い無責任は情報を元に、色々な商品を検討されます。

投資は自己責任ですが、案内する側はもう少し、「なぜそうなっているのか」仕組みや基本についてしっかりとした、教育を行わないと、
本当の意味での受託者責任を負えないと思います。

弊社は、じっくりと金融の基本をご説明したのちに、納得できる金融商品を一緒に選ぶという、スタンスを取っております。

ぜひ、大切な方とご一緒に、ご相談くださいませ。  セカンドオピニオンとしても多くのご依頼を頂いております。

Share

Related Posts

Top