【陰謀論⁇】アドレノクロムの真実に迫る

今回は、陰謀論とされている「アドレノクロム」について、真面目に考えます。

アドレノクロムとは

アドレノクロムは人体の脳の一部である松果体から採取されるといいます。

松果体は左右の視床に挟まれた位置にあるとてもちいさな内分泌器です。

交感神経が興奮した状態、闘争の時か逃走の時、副腎髄質からアドレナリンは分泌されます。そのアドレナリンが酸化するとアドレノクロムは生成されます。

アドレノクロムの噂

アドレノクロムには若返り効果や長寿につながる特効薬であると噂されています。

海外のセレブや、支配者層の人間が若さを保つ為に愛用していると言うのです。

そんなアドレノクロムの調達方法について陰謀論が渦巻ます。

アドレノクロムの陰謀論

希少物質であるアドレノクロムを調達するために、子供たちを誘拐し、虐待して恐怖感を与え、アドレナリンの濃度を高めてから目から注射をしてアドレナクロムは採取されていると言うものです。

1人からは、非常に少量しか得られないため、最高品質のアドレノクロムをたくさん手に入れるために多くの子供達が犠牲になっていると言うのです。

アメリカでの異常な数の行方不明者数

アメリカでは2019年に、子供の行方不明事案が42万件以上報告されています。

ドナルド・トランプ元大統領は大統領就任以前から子供の失踪があまりに多いことを問題視しており、人身売買などの国際的な犯罪を防ぐ大統領令に署名しています。

アドレノクロムは化学合成にとよって製造できる物質ですが、効き目は人体から抽出されたアドレノクロムが最高品質といわれています。

だからこそ子供たちを売買してまで、新鮮かつ品質のいいアドレノクロムを求めている人たちがいると推察する人が沢山います。

実際のところは？

美容整形外科や歯科医師の間では、とても身近な物質です。

プロカインなどの局所麻酔には血管拡張作用があるので、アドレナリン等の血管収縮剤を併用します。アドレナリンを併用すると局所麻酔で拡張した血管を収縮させるので、出血を抑えることができます。そして麻酔の持続時間も長くなります。

アドレナリン入りのキシロカインと言う局部麻酔もあります。

プロカインとは名前が麻薬のコカインに似ています。実はコカインは局所麻酔薬として使われます。プロカインはコカインより毒性が弱い代用薬です。

モルヒネもケシを原料としていますが、ケシはアヘンの素です。

医療現場には、一般人が、そんなものがあるの！？的な物質が沢山あります。

そして体内に入ったアドレナリンが酸化してアドレノクロムが生成されます。

アドレノクロムには止血作用があります。

局所麻酔で拡張した血管をアドレナリンが収縮させ出血を抑え、やがて酸化したアドレナリン（アドレノクロム）が出血を止める。うまくできてますね！！

研究用試薬として日本でも販売されているアドレノクロム

ずいぶんお高いですねぇ・・・・１gあたり、５２２６００円

アドレナリンを酸化させて作っていると言うことは、アドレナリンも高額なのかな？すぐ調べたくなっちゃうワタシです。

アドレナリンは、医学界では「エピネフリン」と呼ばれてるので、エピネフリンが売ってないか探します。

アドレノクロムの原料であるアドレナリン（エピネフリン）は１gあたり９５００円なのに、酸化させるだけで価格は55倍になるってドユコト？？

混乱してきました。

これは、もしかして、もしかするのか？

アドレナリンは、希少物質と言うわけではなさそうですが、アドレノクロムは圧倒的に希少物資だと言うことがわかってしまいました。

ちょっと怖くなってきましたね。

えーっと、これ以上突っ込むのは止めておきます。

くわばらくわばら